文/タイの大法弟子
【明慧日本2021年1月5日】長い間、私は2つのアルバイトをかけもちし、仕事に忙殺され、とても悩んだ時期がありました。これが数カ月間続き、休む暇もなく、睡眠不足でとても疲れて大変な思いをしていたので、法の勉強が少なくなり、正念を発することも少なくなり、煉功は週に一度や二度になり、このようにして、ますます疲れやすくなり、修煉状態が悪化していきました。
それを見たAさん(同修)が私のことをとても心配になり、私の安逸心が重すぎると感じ、精進する必要があると私に教えてくれました。
これを聞いて、私は苦笑いしながら、「私はこんなに頑張っているのに、また安逸を求めていると言えますか? 私は朝5時に起きて1番目の仕事をして、夜は2番目の仕事、休みの日も2番目の仕事をして、毎日夜中12時過ぎまで働いてやっと終わらせており、やるべきことがたくさんあるのです。そんな中でも、法を勉強したり、功を煉ったり、法輪功の真実を語ったりする時間をなんとか捻出しようとしています。これでも安逸心が重いのですか?」と言いました。
これを聞いたAさんは、驚いた表情で「あなたは確かに頑張っていますが、しかし、今のこの状態はおかしいと思います。きっと旧勢力に隙に乗じられており、旧勢力が按排した道を歩んでいます。」と言っていました。
同修が去った後、私は同修の言葉を思い返し、一刻も早くこの状態を打破しなければならないと思い、とにかく三つのことを遅らせるわけにはいかないと思いました。そして、仕事を置いて、静かに法を勉強していました。自分がどこで間違っているのか、なぜ外部の状況に振り回されて、突破できないのかを内に向かって探しました。
例えば、仕事が遅くなった時に、とても眠たくなったので、急いで一節の法を勉強してから寝ました。法の勉強をしていると、集中できず、早く勉強を終わらせて眠ろうと思って、混乱してしまうことさえあります。仕事が忙しい時には、ずっと正念を発することを忘れ、仕事が忙しいという言い訳で正念を発することが少なくなりました。普段は、1日に2回くらい正念を発するくらいで、たまに1回も正念を発しないことがありました。煉功することにも積極的でなく、週に1回程度、静功を煉っていました。内に向かって探したら本当に衝撃的で、安逸心がこんなに重かったにも関わらず、自分には安逸心がないと思い込み、同修に指摘されても認めなかったです。
そこで私は歯を食いしばって、「この状態を打破しなければならない。どんなに辛くても三つのことをしっかり行います!」という固い決意をしました。その後は、遅くまで仕事をして疲れていても、基本的には寝る前にしっかりと法を学び、煉功することを堅持していました。正時の4つの正念のうち1つも見逃すことなく、忙しくてもしばらく仕事をおいて、正念を発しました。その2カ月後には状況が一変し、2番目の仕事を無事に終え、同時に1番目の仕事の負担が大幅に軽減され、労働時間も短縮され、給料は家計の足しになるほど上がっていきました。私はとても興奮していました、これは旧勢力の按排を否定してから、師父が按排してくださった道を歩んでいるため、全ては師父が私のためにしてくださったことなのだと思いました。
その過程を経て、改めて自分の状態を振り返ってみました。私は苦しい生活を送っていましたが、心の底では常に安逸を渇望していましたし、この状態を否定しても、三つのことをしっかり行うために否定するのではなく、安逸を求めるつもりで否定していたので、ずっと突破できませんでした。本当に内心から自分を変えなければ、表面上はどれだけ頑張っていても、それは偽りの現象です、それはすべて受動的な修煉なのです。すべてのことに対して、内に向かって探し、本当に内側から自分自身を変えるときにのみ、それは能動的な修煉となり、積極的に大法に同化していることになります。
過去の旧宇宙の知恵は限られており、旧宇宙の生命である旧勢力は、無理やり生活環境を悪化させて必死に迫害して修煉者の心を変えようとする受動的な修煉の道しか知らず、彼らは修煉者に助けてやっているのだと勘違いしています。
大法弟子は能動的に大法に同化し、修煉しており、過去の古い宇宙のあらゆる修煉方法をはるかに超えています。ですから、もし積極的に大法に同化せず、すべてのことを内に向かって厳しく自分を見ることができないなら、旧勢力が按排した道を歩むことになり、環境を悪化させ、環境によって非常に受動的な修煉になり、さらなる悪循環に陥ることになるでしょう。
私たちは、旧勢力によって按排されたすべてのものを認めず、すべてにおいて師父の按排のみに従います。旧勢力に干渉され、迫害されてから受動的に修煉するのではなく、何事にも内に向って探し、法を学び、大法に同化し、積極的に修煉し続けていくことで、旧勢力の按排を完全に否定しましょう。