昆明市の張興玉さん 一家10人が不当に連行される
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 【明慧日本2021年1月5日】雲南省昆明市東川区トウブウカ鎮の法輪功学習者・張興玉さん(74歳)家族一家は2020年9月29日、現地派出所の警官らにより不当に連行され、家宅捜索を受けた。家族10人は2カ所の派出所で拘留され、徹夜で尋問され、翌日3千元の保証金を強要され、支払ってから夜10時過ぎにやっと解放された。張さんの孫娘2人、1人は5歳、もう1人はまだ2歳だが、同様に連行された。

 張さんは大家族で、今回20~30人の警官らが突然押し入り、連行したり、家宅捜索をしたりしたため、張さん一家はショックを受けた。張さん自身の持ち物である法輪功創始者の写真や法輪功の書籍だけではなく、息子たち各々の家庭に保有している写真と書籍も押収された。今回、派出所まで連行されて尋問されたのは、張さん本人、息子5人と息子の妻1人、娘の夫1人、娘孫2人で合わせて10人だった。

 今年の10月1日(旧歴8月15日)は中秋で、家族が集まる祝日だったが、今回、警察からの連行と家宅捜索により、皆は怯えて落ち込み、特に大打撃を受けた三男は怯えてずっと黙っていた。一番、問題なのは、今回の連行・家宅捜索・尋問は何の説明もなく、法的な書類や捜索令状、召喚状もなかった。

 10月5日朝早く、東川区国内安全保衛部門の大隊長・李、指導員・馬が複数の警官を率いて再び張さんの自宅に駆けつけ、張さん一家(息子の妻と娘孫を除いて)を連行して禄勧県の「反邪教の拠点」に送り込み、そこで法輪功を誹謗中傷するいわゆる天安門焼身のビデオを見せた。昼12時過ぎに到着してから、深夜12時過ぎまで家に帰れなかった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/21/416819.html)
 
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