重慶市の袁志強さんに懲役4年6カ月を宣告
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 【明慧日本2021年1月6日】(重慶市=明慧記者)最近の情報筋によると、重慶市北碚(ほくばい)区の法輪功学習者・袁志強さんは、江北区裁判所に懲役4年6カ月の実刑判決を宣告され、罰金1万元(約16万円)の支払いを命じられたことが分かった。

 2020年3月、北碚区住宅街の数カ所に法輪功のステッカーが貼られていた。そのステッカーは袁さんが提供し、別の女性学習者が貼り付けたものだと地元の警官は疑っている。

 2020年5月15日午前8時頃、北碚区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らが、北碚区東陽街道磨心坡村の袁さんの自宅に侵入し、法輪功の書籍、迫害の事態を伝える資料、パソコン、プリンターなどの私物を押収した。 袁さんは北碚区三溪口留置場に拘禁された。

 6月下旬、袁さんに対する不当な逮捕状が発付された。 8月上旬、袁さんを罪に陥れる資料は江北区検察庁に渡された。8月中旬、袁さんの弁護は江北区検察庁に不起訴申請書と関連する法律意見書を提出した。その後、関連部門は弁護士に圧力をかけ、袁さんのために無罪の弁護をしないよう警告した。

 2020年11月18日午前、袁さんは「真・善・忍」の信念を堅持し続けたとして、江北地区裁判所による不当な裁判を受けた。検察官が起訴したことに対して、袁さんは「法輪功の書籍や宣伝資料は、人々を善に導き、良い人になるように教え、社会に有益なものです」と主張した。弁護士は「法輪功学習者は正直で、信頼性があり、伝統的な道徳観念を守る善良な市民たちである」と述べた。袁さんの家族や親戚が裁判所に出向いて傍聴した。傍聴席には4人の身分不詳者がいたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/2/418004.html)
 
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