【明慧日本2024年12月22日】重慶市北碚区(ほくばいく)在住の法輪功学習者・呉紅梅さん(53歳女性)は、法輪功を実践したとして5年以上行方不明になっていた。呉さんが、精神疾患を患っていないにもかかわらず、現在、精神病院に収容されている。最近、明慧ネットによってこの情報が確認された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の詳細
中国共産党政権が法輪功迫害を命じて以来、呉さんは繰り返し攻撃の標的にされてきた。迫害を避けるため、呉さんは家を離れて暮らすことを余儀なくされた。家族や友人は5年ほど前から呉さんと連絡が取れなくなっていた。彼らは最近、内部関係者から、呉さんがいつ連行されたかは不明で、現在は北碚区歇馬鎮の精神病院に収容されていることを知った。
過去に受けた迫害
呉さんはかつて西南製薬工場で働いていた。1996年に法輪功を学び始めた。1999年に迫害が始まると、呉さんは法輪功を学ぶ自由を訴えるため北京へ6回行った。北京に1度行った後、呉さんは重慶に連れ戻された。2000年9月、警察は呉さんに2年間の強制労働を命じ、茅家山女子労働収容所に連行した。
呉さんは信念を放棄することを拒否したため、労働収容所の看守から残酷な拷問を受けた。その結果、呉さんの健康状態は悪化し、労働収容所は2002年初頭に呉さんを治療仮釈放することを決定した。収容所は警察に呉さんを迎えに行くよう通報したが、警察は呉さんを釈放する代わりに、北碚区北泉精神病院に直行させた。家族は呉さんに何が起こったのかを知り、釈放を要求した。警察はすぐに呉さんを労働収容所に連れ戻したが、収容所は呉さんの再入所を拒否した。警察はその後、呉さんを北碚区第二人民病院の精神科病棟に収容した。
病院職員は呉さんに、未知の薬物を服用させ、呉さんの中枢神経系に損傷を与えた。呉さんは2003年12月まで釈放されなかった。