【明慧日本2024年12月6日】(上海=明慧記者)上海市閔行区の法輪功学習者・談静さんは2024年3月、地元の裁判所から不当に懲役2年10カ月の判決を宣告され、現在は上海の青浦女子刑務所に拘禁されている。中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害は20年以上続いている中で、談さんは法輪功への信念を堅持し続けたとして、仕事を解雇され、労働教養を強いられ、精神病院に強制収容された。
談さんは上海市閔行区鳳慶路に住んでいる。法輪功を学ぶ前は、婦人病、体調不良、不眠症に悩まされ、あちこちに治療を求め、漢方医、西洋医、気功師に診てもらい、民間薬草、秘薬、輸入薬を服用したが、どれも解決できなかった。1999年4月のある日、談さんは道端で法輪功を煉っている人たちを見て、非常に興味を持ち、特に李洪志先生の『轉法輪』を読んで、法輪功が高いレベルの性命双修の修煉法であることを理解し、法輪功を実践する道を歩み始めた。短期間で、談さんは健康になり、病気から解放され、気持ちが軽くなった感覚を味わった。以来、真・善・忍の基準に従って物事に対処し、人生や仕事における個人的な損得を気にせず、幸せで落ち着いた生活ができるようになった。
1999年7月、中共の江沢民集団が法輪功への残酷な迫害を開始した。幾千万人の法輪功学習者と同じように、談さんは法輪功の学習環境を失い、迫害された。
談さんは法輪功を学び続けているとして、2001年末に上海三菱エレベーター工場を解雇された。
2002年7月、談さんは閔行610弁公室の人員に連行され、家宅捜索を受け、2年の労働教養を科された。
2005年7月、談さんは再び中共の関係者に連行され、閔行区昆陽路にある精神病院に閉じ込められた。
2019年11月8日午前、談さんは食料品を買いに行く途中で警官に連行され、その後、すぐに警官の一団が談さんの家に行って捜索し、法輪功の書籍や資料、携帯電話、パソコン、プリンターなどが押収された。談さんは奉賢留置場に拘束された。
健康上の問題で9カ月間拘禁された後、談さんは2020年8月11日に「保証人を立てて尋問を待つ」という条件付きで保釈された。その後、上海の奉賢区裁判所は何度も談さんに対して裁判を行おうとしたが、様々な原因で裁判は延期された。
2020年10月23日午後2時、奉賢区裁判所は談さんに対する裁判を行い、弁護士は根拠に基づいた無罪の弁護をした。裁判の後、談さんは自宅に戻った。
最近の情報筋によると、談さんは2023年12月21日に自宅から警官に連行され、3カ月後の2024年3月、裁判所から2年10カ月の実刑判決を言い渡された。そして今は、上海の青浦女子刑務所に拘禁されているという。