労働教養判決を受けた唐山市の孫利さんに再び懲役9年
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 【明慧日本2021年1月6日】(河北省=明慧記者)河北省唐山市の法輪功学習者・孫利さん(男性)は、2020年11月13日、路北区裁判所で不当な裁判にかけられ、懲役9年の実刑判決を言い渡された。現在、孫さんは無罪解放を要求し控訴している。

 孫さんは唐山鋼鉄会社の元従業員である。法輪功を学ぶ前の孫さんは、鼻が斜めになっていたが、ある日、法輪功学習者と会話をしているうちに、孫さんは良い人になろうと思い、法輪功を学びたいという願望が湧いた。そして、法輪功を学んだ後、知らず知らずのうちに鼻がまっすぐになり、心身ともに健康になった孫さんは、より多くの人が法輪功の恩恵を受けることを願って、法輪功の良さを周囲の人々に伝えていた。

 2020年5月31日、河北省唐山市東窯派出所の警官は、ある学習者の自宅で孫さんを連行し、唐山市第一留置場に拘禁した。

 翌日、3人の警官が高齢の女性学習者の自宅へ行き、何の証明書の提示もなく家宅捜索を行った。6月2日午前、東窯派出所の若い警官2人は、再び女性学習者の自宅へ行き、数枚の写真を提示して、どれが孫さんであるかを確認するように要求した。

 孫さんは唐山市第一留置場に拘禁された時「罪を認める書類」に署名するよう強要されたが、サインしなかった。

 2020年11月13日、孫さんは路北区裁判所で裁判にかけられ、懲役9年の実刑判決を言い渡された。孫さんは今も市第一留置場に拘禁されている。

 かつて労働教養判決を受けたことがある

 2010年、孫さんは迫害の実態を人々に伝えたとして、労働教養1年を強いられた。

 2017年5月7日、玉田県大安鎮の市場で法輪功が迫害されている事実を人々に伝えていたところ、不審者に通報され、大安鎮派出所と玉田県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行された。

 2018年1月24日、孫さんは玉田県裁判所に懲役1年2カ月の実刑判決を言い渡された。また、唐山鋼鉄会社に解雇され、職を失った。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/3/418045.html)
 
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