【明慧日本2021年1月7日】(明慧記者=方慧)世界人権デー70周年にあたる2020年12月10日、香港法輪大法佛学会、法輪功への迫害を調査する世界組織の香港支部、迫害された法輪功学習者(以下、学習者)の追求香港支部は記者会見を行い、法輪功への迫害制止を呼びかけた。
香港法輪佛学会の会長・梁珍氏は、世界35カ国から900人以上の政治家が、共同で法輪功に対する中国共産党(以下、中共)の法輪功に対する迫害を非難し、香港、マカオ、台湾から100人以上の政治家が参加したと述べた。梁氏は、この共同声明は迫害を制止し、人権を守る重要な行動だと明らかにした。
香港法輪佛学会会長・梁珍氏 |
香港立法局前議員で司祭の馮智活氏、西貢区の前議員・林咏然氏は記者会見で、学習者が邪悪な迫害を暴露することを支援し、全世界の善なる人々に共同で中共の迫害を阻止するよう呼びかけた。
枯れ木のように倒れる中共を 人々は避けるべき
林氏は、記者会見で過去21年間、数万人の学習者が死に至るまで迫害されてきたこと、香港人や、香港に旅行にきた観光客に「生体臓器狩り」の迫害の実態や中共の邪悪さを認識してもらい、学習者の信念に感服する気持ちを表し、引き続き頑張って貰いたいと願った。
立法局前議員・司祭の馮智活氏 |
香港西貢区の前議員・林咏然氏 |
馮氏は、「中共の統治下で、香港の人権状況はますます悪化し、人権が絶えず後退している、中国の共産主義政権は今や倒れそうな枯れ木のようだが、人々は倒れた枯れ木に押しつぶされないようにすべきだ」と述べた。
正義の力は必ず邪悪に打ち勝つ
アメリカに亡命中の人権弁護士・陳光誠氏はビデオを通じて発言し、中国の人権に対する懸念について香港の人々に感謝し、人権迫害にあたって中共へ圧力を加えた。
亡命している陳光誠弁護士 |
陳氏は「学習者が中国で戦い続けているため、中共は非常に怖がっている。労働による抑圧、判決、再教育がいくらあっても法輪功のメッセージは全国に広がり、中共を非常に怒らせているが仕方がない」、「中共の迫害手段は道徳性がなく、善良な人々の想像を遥かに超えており、多くの人にとって『生体臓器狩り』は信じ難いことだ。人に知らせたくないなら、自分がやらないようにするしかない。今まで、学習者と各界の人々の努力により、多くの情報が得られた。世界の正義なる力による中共の悪行への清算は必ず来る」と言った。
「生体臓器狩り」に関する証拠は十分にあり、迫害を必ず停止
イギリスに亡命しているウイグル族の医師・アヴァトディ氏はビデオを通じて発言した。ビデオの中で、彼は1995年死刑を言い渡された囚人に施した臓器狩りに参加した経歴を述べた。彼は中共の洗脳教育を受けて、死刑囚は国家の敵と見做され、彼らに施した臓器狩りという行為は、悪い事だと認識しなかったと語った。
イギリスに亡命しているウイグル族のアヴァトディ医師 |
アヴァトディ医師は、「迫害を受けている人の多くは学習者であり、法輪功は一つの信仰団体である。中共は人々に信仰を持たせず、共産主義あるいは社会主義を信仰しなければ邪教だと誹謗中傷されてしまう」、「信仰を持つというだけで犠牲になったり、迫害を受けたりするのは全世界どこでも許されることではない」と述べた。
3億人以上の中国人が中共、及び関連組織から脱退したと述べた。彼もかつて少先隊、共青団の一員だったが、今はすでに脱退し、中共の一員でなくて良かったという。中国人の良知を呼び起こし、中共の邪悪さをはっきりと分かれば、中共を倒すその日は近づいて来ると言う。