広東省茂名市の潘培徳さん 懲役3年の不当判決
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 【明慧日本2021年1月7日】広東省茂名(もめい)市電白区の法輪功学習者・潘培徳さん(64)は2019年9月16日、自宅で警官に連行され茂名市第一留置場に拘禁された。そして、2020年12月17日、潘さんは茂名市茂南区裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告された。

 潘さんは法輪功を学んでから、健康になり、子供たちにも心配をかけなくなった。定年退職した潘さんは地元でみんなに良い人だと評価されている。

 2019年9月16日午後4時ごろ、警官8人は潘さんの電白水東の家へ行き、宅急便だと嘘をついて、潘さんの家に侵入した。警官らは潘さんを連行し家宅捜索をした。午後6時ごろ、警官は潘さんを連れて、潘さんの米糧村にある古い家へ行き家宅捜索をした。その後、茂名市高新技術産業開発区公安分局に連行された潘さんは尋問を受けたが、その間、飲食を許されなかった。

 翌日の9月17日午後3時、潘さんは茂名市第一留置場に移送され拘禁された。9月18日、家族は茂名市高新技術産業開発区公安分局から潘さんに対する刑事拘留の通知書を受け取った。

 今回、潘さんに対する連行は茂名市高新技術産業開発区公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官・陳海峰が主導し、七逕派出所の警官が加担した。

 それから、潘さんの息子2人は父親を連行した人を探すため、小区の管理業務を行う管理処に行き、そこの責任者に監視カメラの録画を見せるように要求した。しかし、責任者は、その録画は茂名市高新技術産業開発区公安分局の警官に削除することを強要されたと言った。

 茂名市610弁公室は、2019年3から4月にかけて潘さんを監視、尾行を開始し、潘さんの案件を重大案件と扱ったようだ。

 2020年1月末、潘さんの案件は茂名市茂南区検察庁から同区裁判所に移し、潘さんを陥れた。案件の担当裁判官は柯学軍である。3月23日、家族が依頼した弁護士は茂名市に来て、家族と一緒に茂南区裁判所に行き、柯学軍と会うことを求めたが、柯学軍に疫病の蔓延との理由で断られた。

 2020年11月24日、1年あまり拘禁されていた潘さんは警官に支えられて法廷に入り、不当な裁判を受けた。そして、12月17日、茂名市茂南区裁判所に懲役3年の判決を言い渡されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/26/417044.html)
 
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