【明慧日本2021年1月20日】山東省済南市章丘区の法輪功学習者・李維棕さんは2020年12月28日、濱州市鄒平(すうへい)区裁判所により懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡され、罰金5千元を科された。家族は今年1月の初め頃、初めて情報を知らされた。現在、家族は控訴したという。
李維棕さん |
李さんは58歳の男性で、済南市章丘区普集会鎮の出身、耐火れんが工場で働いていた。
2020年3月11日午後、李さんは退勤した後、臨池鎮で法輪功迫害の真実が書かれた資料を配布していた際に現地派出所の警官らにより監視カメラで発見された。同年10月14日、工場で勤務中だった李さんは押し入ってきた警官らにより連行され、留置場に収容された。
李さんは連行された後、新コロナウイルスが原因で裁判待ちという形で一時解放され、工場に戻った。半年後、李さんは再度連行された。
2020年11月13日、李さん家族が依頼した弁護士が留置場へ李さんに面会しようとしたが国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に妨害され、何度も交渉を経てやっとオンラインビデオを通して通話ができた。
2020年12月28日午前、鄒平区裁判所はオンラインビデオを通して李さんに対して開廷した。李さん家族は法律に則って傍聴を求めたが、拒否された。
弁護士は無罪の弁護をした。審理は2時間もかからなかった。珍しいことに、弁護士の発言は裁判官に中断されなかった。裁判の結果は懲役3年6カ月の実刑判決だった。今回、当局が李さんに迫害を加えた理由は2018年に李さんが1年6カ月の実刑判決を下されたからだという。
法輪大法を修煉してより良い人になった
李さんは5年間の兵役に服したことがあり、6年間村の幹部にもなったこともある。高校卒業する前、李さんは常に頭痛が起きやむを得ず中退しなければならず、大学に入るチャンスを失った。また、頚椎症性脊髄症や胃病なども患った。
李さんは法輪功を修煉してからすべての病気が消えた。ここ十数年、李さんは注射をしたり薬を飲んだことはない。もっと重要なのは、李さんは法輪功を修煉してから人生の意義がわかり、より良い人間になるためにどうにすれば良いかという道理が分かったことだ。
十数年来、李さんは何度も携帯電話や時計、財布などを拾い、そして、すべてのものを落とし主に返した。村の人々は「法輪功の人たちはみんな素晴らしい!」と言った。
真相を伝えたため、懲役1年6カ月の実刑判決を下された
2017年1月、李さんは真相を伝えたため連行された。翌年、1年6カ月の実刑判決を下された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)