【明慧日本2021年1月22日】(河南省=明慧記者)法輪功学習者・梁玉英さん(76)は、2016年に実刑判決を宣告された後、河南省新郷刑務所に移送された。また、2020年11月には第九監隊から放出監隊に移され、トラの椅子に縛り付けられ、頭にカバーを被せられるなどの拷問を受けた。
放出監隊では、梁さんは暴徒チームの黒服の人たちに殴られた。放出監隊の責任者は、午前中から午後まで、梁さんをトラの椅子に縛り付け、頭にかぶり物を被せ、それから拷問室に閉じ込めるよう受刑者に指示した。
2019年9月下旬、梁さんは刑務所の刑務官や受刑者らに法輪功の素晴らしさ、迫害されている実態を伝えたりして、廊下で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい、法輪大法は無罪だ、法輪大法の先生は無罪だ、法輪大法の学習者も無罪だ、無条件で我々を解放すべきだ」と叫んだ。
拷問のイメージ図:殴打され、頭を壁にぶつけられる |
梁さんは詐欺犯の耿妙喜、殺人犯の李書玲らによって殴られ、頭が血だらけになり、その場で意識不明になった。刑務官は見て見ぬふりをして、加害者を処罰せず、2019年10月19日に梁さんを独房に監禁した。独房に移されている途中、刑務所長にぶつかり、刑務所長に罵られた。梁さんは独房に監禁されている間、毎回の食事には蒸しパン半分しか与えられなかったため、非常に痩せて、腰も伸ばせなくなり、90度曲がった。
ある日、梁さんがパトロール中の刑務官の指令に従わなかったとして、暴徒チームの隊長・王彦富は唐辛子粉で梁さんを苦しめようとしたが、唐辛子粉が見つからなかった。
2020年4月9日、パトロール中の王彦富は法輪功学習者全員をしゃがませたが、全員が拒否したため、王は法輪大法を罵った。
梁さんはまた、刑務官の指示を受けた受刑者に何度も苦しめられ、手で身体の肉をつかんでねじられたりし、身体のあちこちが青黒く変色した。また、汚い言葉で侮辱された。
新郷女子刑務所で3年6カ月迫害を受けた
1999年7.20以降、法輪功が中共により弾圧されて以来、梁さんは連行され、洗脳班や留置場、労働教養所、刑務所に十数回にわたって収容された。梁さんの夫(70代)は、妻が長期間迫害され続けてきたことから、ショックで脳出血を起こした。
2009年11月25日、当時64歳だった梁さんは人々に法輪功の無実を伝えたという理由で、施奄鎮派出所の警官に新野県留置場まで強制連行された。2010年10月、梁さんは同県裁判所に懲役3年6カ月の実刑判決を下された。
新郷女子刑務所で梁さんは転向を拒否したため、3カ月間独房に閉じ込められ、罵られ、長時間立たされ、枷をかけられるなどの拷問を加えられた。また、梁さんは「法輪大法は素晴らしい!」と叫ぶたびに、声を出せないように首を強く締め付けられた。
梁さんは断食で迫害に反対した後、乱暴に灌食された。刑務所の科長と受刑者の侯梅利は、梁さんを椅子に座らせ手錠をかけ、梁さんが叫ぶのを防ぐため、梁さんの口を塞いだり、鼻を摘んだりして、呼吸ができない梁さんは気絶した。そして、彼らは医者を呼んで梁さんに注射させた。
拷問のイメージ図:乱暴に灌食される |
警官は拷問服を梁さんに着せ、真冬に食事を一口しか与えなかったため、梁さんは極度に痩せた。
梁さんは、法輪功に対する固い信念と強い忍耐力で、この迫害を乗り越えた。