チチハル市の美容師・梁水清さん 迫害され心神喪失
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 【明慧日本2021年1月22日】(黒龍江省=明慧記者))チチハル市の法輪功学習者・梁水清さん(40歳前後)は、もともと親切で明るい女性だった。2020年7月9日、建華区文化路派出所の警官らにより3回目の連行後、法廷で濡れ衣を着せられ、「三書」を書かされたことで、心神喪失になった。

 梁さんは法輪功を学んでいる美容師で、「真・善・忍」に従って良い人を目指し、梁さんのサービスは評判が良いため、多くのお客さんが梁さんの美容室の常連となっている。

 2015年11月、梁さんは迫害の元凶である江沢民を告訴したとして、文化路派出所の警官らにより連行され、留置場で1カ月近く拘束された。

 2018年11月14日、梁さんは文化路派出所の警官らに再び連行され、1カ月間拘束された。 2019年6月、文化路派出所の警官らが再度梁さんの自宅に行き、「保釈金」として2000元の支払いを要求した際に、仕方なく梁さんの母親は支払った。

 2020年6月23日、建華区検察庁の関係者は話があると梁さんを呼び出し、記録書に署名するように求めたが、梁さんは署名しなかった。

 同年7月9日午前、文化路派出所の警官・李易沢らは、「梁水清に対する逮捕令状が発付されてから、逮捕する。前回(2018年11月14日)のことがまだ終わっていない、保釈中だ」と言い、コロナのPCR検査代金として家族に500元の支払いを求めた。

 直後、梁さんの家族が派出所に行って梁さんの逮捕手続きの経緯を求めたところ、李易沢は「お前に見る権利はない」と言って怒鳴りつけ、家族を追い出した。そして、梁さんは泰来留置場まで連行された。

 2020年8月、梁さんは建華区裁判所に濡れ衣を着せられた。2020年12月29日、梁さんは二度目の裁判を受け、執行猶予付きの判決を宣告され、やむを得ず「三書」を書いて帰宅したが、その時の精神状態はすでに正常ではなくなっていた。

 一人の善良な女性が道徳退廃の乱世で法輪功に出会い、その恩恵を得た。しかし、極度の恐怖とプレッシャーの中で、自分の意志に反して「三書」を書き、精神的に過渡のストレスが起こり心の中で納得できず、心神喪失を起こしてしまった。これは中国共産党による法輪功学習者に対する精神的迫害の一つの事例である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/18/418713.html)
 
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