冤罪を受けた陝西省の宋献蘭さん 刑務所で迫害死
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 【明慧日本2021年1月23日】西安市の法輪功学習者・宋献蘭さんは2017年3月21日に不当に連行され、懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡され、2019年後半に陝西女子刑務所で迫害されて死亡した。

 宋さんは1955年生まれの女性。1970年代に宝鶏工程機械工場で勤め、そこで定年退職まで働いていた。宋さんは1998年に法輪功の修煉を始め、心身共に恩恵を受けた。

 1999年7.20以来、宋さんは何度も迫害を受けた。2008年4月、宋さんなどの学習者6人は金台公安局の警官らにより連行され、拘禁された。その後、宋さんなど3人は8年、呉さんと趙さんは5年6カ月、王さんは懲役3年の実刑判決を言い渡された。

 宋さんは夫に離婚を強要され、2015年に出所した後、元の家に帰れず、西安の実家に戻らなければならなかった。2016年7月12日、西安で法輪功迫害の実態を伝えていた際にまた連行され、同月28日に解放された。

 2017年3月21日午後、宋さんは再度連行された。7月末、家族に通知されないまま秘密裏に開廷された。同年10月18日、宋さんは懲役4年6カ月の実刑判決、罰金1万元(約16万円)を科された。宋さんは判決を不服として控訴し、そして再度開廷するように弁護士に依頼した。弁護士は裁判官に面会していた時に、裁判官は「宋は開廷しないでほしいと言ったぞ」と弁護士を前に公然と嘘をついた。弁護士は当然裁判官の話を信じるわけがなかったが、確認するために遠方へ行き宋さんと面会した。宋さんは弁護士の話を聞くと、吃驚して憤慨した。宋さんはすぐに「厳正声明」を書き、全てを顧みずどうしても控訴しなければならないと決心した。

 裁判官は自分の嘘がばれたと気づいた後、血相を変えて弁護士と口論し、弁護士を調査すると脅した。2018年8月21日、その裁判官が主審となった二審の結果が弁護士に届いた。宋さんに対する二審裁判は原判決維持の結果だった。

 宋さんは連行される前はずっと健康であった。拘禁された後、脳血栓、高血圧などの病状が現れ、病院に運ばれた。2018年9月13日、陝西女子刑務所に移送された。家族が見舞いに行ったときに宋さんはすでに命の危険に晒されていたが、2019年後半に、刑務所で死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/17/418665.html)
 
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