吉林省の70代の周維良さんに不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年1月23日】中国共産党により21年間以上続いている法輪功への迫害のもと、吉林省大安市の法輪功学習者・周維良さん(70歳前後の男性)は、長年にわたって流浪生活を強いられ、2020年5月頃、白城公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に連行された。そして、懲役3年執行猶予5年の判決を受け、自宅を取り壊された。

 情報によると、周さんは、賃貸住宅で近所の7人の監視下に置かれ、他人とのコミュニケーションも許されず、毎週のように大安司法所に「報告書」を書かなければならなかったという。

 2002年、周さんは、大安市政保課の陳亜民と李愛民らに家宅捜索され、白城市留置場に連行された。その後、大安市裁判所の裁判官・靳軍から吉林刑務所で懲役3年の刑に処された。

 2014年10月16日午後、大安市公安局の局長の張懷乾、大安市国保の随彦龍、李子木、穆子净、恵陽と派出所の警官らが、周さんの自宅に侵入した。当時、周さんはいなかったが、警官らは妻の杜淑芝さんを連行して家宅捜索を行い、法輪功の書籍や大量の私物を奪ったという。警官らは周さんを連行しようとして、彼の家を見張っていた。周さんは家に帰ることができず、流浪生活を強いられた。

 その頃、公安局で迫害されていた杜さんは高血圧になり、市の第三病院に送られたが、国保の副隊長の李子木が医師に血圧を下げる注射を強要した。杜さんは、生死を問わず大安留置場に強制的に拘禁され続けた。

 杜さんの子供たち(法輪功を学んでいない)は公安局、検察庁、裁判所などの関連組織に70~80万元を恐喝され、中国共産党は杜さん家族の金を略奪し、しかも、懲役3年の実刑判決を言い渡された。2015年3月下旬、杜さんは吉林省第一女子刑務所に連行され、拘禁されて迫害されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/19/418747.html)
 
関連文章