黒龍江省北安市の劉海康さん 懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2021年1月23日】黒龍江省北安市の法輪功学習者・劉海康さんは、2020年7月31日に自宅から連行された。2020年11月28日、劉さんの家族は、劉さんが懲役4年の実刑判決を言い渡されたことを知っていた。劉さんは今もなお北安市留置場で拘禁されている。

 2020年7月31日午後4時頃、北安公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、コミュニティの5、6人の職員が劉さん(67歳男性)の自宅のドアを叩き、劉さんと妻の孫春環さんをソファに固定して、自宅を家宅捜索し、すべての法輪大法の書籍、同時に、ノートパソコン、オーディオプレーヤー、mp5の電子書籍、ハードドライブ、携帯電話、フラッシュドライブを押収した。

 同日の午後5時、劉さんは連行された。家族が連行した理由を尋ねたところ、7月22日に公安職員の車の中から法輪功の資料を発見し、監視カメラで多くの住宅地を捜索したところ、ここ1カ月の間、劉さんの行動が分かったという。

 2020年8月1日午前、公安局、検察庁、裁判所が結託して共同犯行に及んだ。コロナウイルスが拡大する中でも、すべての事件を報告しなければならないとう。劉さんに判決を下し、家族に刑事拘留証明書を発行した。

 2020年8月1日午後、劉さんは黒河留置場に送られ、拘禁された。

 2020年8月19日、劉さんは北安市留置場に移送され、拘禁された。

 2020年11月12日、劉さんは家族に知られることなく、オンラインで裁判を行われ、懲役4年の刑を言い渡された。劉さん自身が控訴した。

 2020年11月28日の朝、国保は劉さんの息子に公安局へ行くよう伝え、その時初めて家族は劉さんが懲役4年の刑を言い渡されたことを知った。その日の午後、国保の警官と劉さんの息子は留置情に行き、劉さんに署名と信仰の放棄を求めた。もし劉さんがそうすれば、黒河中級裁判所は彼の刑を1年減刑することを約束した。劉さんを転向させるという目標を達成するために、家族の情を減刑の餌にした。しかし、劉さんの心は動じず、自分の信念を貫き署名を拒否した。劉さんは今もなお北安市留置場に拘禁されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/20/418820.html)
 
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