幸せを求める執着を放下する
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文/河北省秦皇島の大法弟子

 【明慧日本2021年1月24日】

 米国大統領選挙に関して

 私たちも米国大統領選挙に対して地元で発正念を組織していたのですが、1月6日に選挙の混乱した結果を見て、とても悲しくて心が折れそうになりました。急にドラマに深入りしすぎているかのような気がしました。 師父の『台湾法会へ』の説法をきちんと学んでいませんでした。 やはり、心が巻き込まれて引っかかった状態が続いています。 本当に赤面しています。

 師父は『圓満成就に向かって』のなかで「根本的な執着」という大きな問題について説かれました。 今回の選挙では、自分の根本的な執着心(私)が暴露してしまいました。 アメリカは自由の烽火(のろし)と世界の警察がこのようになっているのを見ていると、頼りになる人がいなくて迷っているかのように見えます。学法や修煉を通じて、多くの人間の根本的な執着が「幸せを求める」ことであるのを知っています。 現在、選挙を通じて、私たちは自分たちの根本的な執着に触れてきました。「世界の警察」である米国が迫害に立ち向かうことで、善と幸福の希望が見えました。混乱した選挙結果を見ると、期待していたような良い希望が持てません。そして喪失感を生み、痛みを感じています。 実は、選挙に限らず、仕事も、人生も、子供の学校教育も、すべてが「幸せを求める」のためにあるのです。この20年間、厳しく迫害され続けてきたことは「根本的な執着」という大きな問題からではないでしょうか。
 
 一方では、この20年間の迫害の中で、常人に期待していた最後の大きな執着、つまり「米国の世界警察」に迫害に立ち向かわせるという執着を見つけ、放下したことはなかなか良いことでしょう。 あとは、師父を信じることだけが真実です。それ以外のすべては、心を魅了する幻想にすぎません。みんなさんは同じ気持ちを持っているのでしょうか。

 今では心ははるかに軽くなり、もはやアメリカの世界警察やトランプ氏がいかに強力で成功したのかということを考える必要がなくなり、自分が「幸せを求める」必要はないのです。そして、全宇宙、全世界から旧勢力や共産主義の邪悪をしっかりと取り除いて、階級政党、民族、人種に関係なく、すべての衆生を救うことです。 選挙で邪悪が顕現化した過程は、まさに吹き出物が最後に出てきたことの現れです。旧勢力や共産主義の邪悪が、どのような形でどこに現れても、衆生を滅ぼそうとするのを見たら、大法弟子は発正念で除去してもいいのです。

 個人的な認識ですが、法に基づいていないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/9/418347.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2021/1/11/189868.html)
 
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