【明慧日本2021年1月25日】黒龍江省ジャムス市の法輪功学習者・王淑波さんは、連行されて4ヵ月以上拘禁されていた。弁護人は2021年1月18日、ジャムス市の向陽区裁判所で王さんが懲役1年の判決を受けたことを家族に電話で伝えた。
2020年9月14日午後2時、王さんは、法輪功迫害の真相を伝えるために外出したが、向陽公安局と保衛派出所の警官らに拉致されて迫害を受けた。同日、ジャムス公安局、向陽公安局、保衛派出所の警官7、8人が王さんの自宅を家宅捜索し、法輪功の書籍、パソコン、プリンターなどの私物を押収した。派出所では、警官らは王さんに「保証書」(法輪功の修煉を放棄させるために、強制的に書かされる書類)を書かせようとしたが、それを拒否した王さんを強制的にジャムス市拘置所に送って拘留した。
2020年12月25日午前、王さんはジャムス市の向陽区裁判所で開廷された。裁判長は宋涛、検察官は李力峰。弁護人は、王さんは無罪だと主張し、裁判所に王さんの無罪を求めた。王さん本人は裁判で自由を回復し、すぐに家に帰れるように釈放を求めた。裁判は午前10時頃から始まり、11時半頃に終了した。検察側は、王さんに1年6ヵ月から2年の刑を求刑した。裁判長は最終的に裁判を休廷させ、判決は下されなかった。
2021年1月18日、王さんの弁護人は家族に、王さんは懲役1年の刑を宣告され、5000元の罰金を恐喝されたということを知らせてきた。
王さんは1965年生まれの56歳で、ジャムス市向陽区に住んでいる。1995年に法輪功の修煉を開始し、修煉後、王さんは心身とも恩恵を受け、道徳も向上した。自宅では良妻賢母であり、友人や近所の人からも良い人だと認められている。
1999年7.20、中国共産党が法輪功を公然と迫害した後も、王さんは固く修煉し続けていた。北京へ行って法輪功のために陳情したが、連行され、2ヵ月近く拘禁された。家族は7000元を恐喝された後、王さんは解放されて帰宅した。