【明慧日本2021年1月29日】張家口市橋東区の法輪功学習者・趙林さんは2020年4月7日朝、同市公安局橋東分局五一路派出所に連行されて罪に陥れられ、張家口市拘置所に拘留された。2020年10月13日と11月2日に張家口市橋西裁判所で2回にわたって開廷された後、2020年12月に懲役3年6カ月の刑を言い渡された。
趙さんは2020年4月7日午前、五一路派出所のインという警官と、3人の警官に不当に連行された。インが中心となる3人の警官らは帝広商店街の裏で管轄地域外の趙さんを連行した。個人経営の携帯電話修理店で業務に使用していたパソコンと法輪功に関する資料などの私物も押収した。
夕方には、同じ3人の警官が再び趙さんの家を家宅捜索し、地下室に侵入し、地下室の貯蔵室の鍵をこじ開け、古いコンピュータ、プリンタと他の多くの私物を押収した。警官らは「証拠」として、ごまかしていた。翌朝早く、五一路派出所の所長の辺志強と警官らは、地下の貯蔵室からさらに多くの私物を持ち去った。
趙さんは、まず五一派出所で拘束され、その後、蔚県拘置所で半月以上も隔離された状態で拘禁され、その後、張家口拘置所に拘禁された。また、警官は家族を脅して威嚇し、助けを求めに行った人を逮捕したという。
2020年10月13日午前9時30分頃、趙さんは張家口市橋西裁判所のパトカーに乗せられ、取り調べを受けて法廷に連行された。趙さんは防護服とゴーグルを強制的に着用させられ、全身は見られなかった。趙さんは、顔も体も見ていられないほど迫害されていたのか、コロナウイルスを口実にしたのかは分からなかった。しかし、趙さんを護衛した警官らはマスクすらしていなかった。
2020年11月2日、橋西裁判所は趙さんに対して再び裁判を行ったが、2020年12月、趙さんは懲役3年6カ月の判決を受けた。責任者である検察官は侯增玉、裁判長は王翠芳。
（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）
