4年の冤罪を受けた四川省75歳の彭学英さんに再度実刑判決
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 【明慧日本2021年2月2日】四川省眉山市の法輪功学習者・彭学英さん(75歳女性)は、2020年12月30日、眉山市彭山区裁判所により10カ月の実刑判決を言い渡された。判決を宣告された直後、彭さんはすぐに彭山留置場に移送された。これは彭さんに対して2回目の実刑判決だった。

 彭さんは四川省眉山市彭山区の人で、年を取ってから持病を患い、毎回食べたご飯の量は猫よりも少ないと言われ、死期が近いと思っていた時、幸いにも法輪大法に出会い、速やかに健康を取り戻した。1999年7月、中国共産党が法輪功への迫害を開始した後、彭さんは何度も迫害を受け、懲役4年の実刑判決を言い渡されたこともある。

 下記は、彭さんが受けた迫害の一部である。

 2009年6月25日、彭山県(現在は彭山区)の警官4人は彭さんの家を訪れると、いきなり家宅捜索を行い、彭さんを連行した。当時、彭さんの夫は長い間病気でベッドに横たわっており、世話をしていた看護士は警官らの悪行を無視できなくなり、警官に二言三言諭したところ、彭さんと共に連行されて留置場に送り込まれた。

 彭さんはその後懲役4年の実刑判決を下され、拘禁された。夫の世話をする人がいなくなったため、結局2010年に夫は他界した。臨終の際までも彭さん夫婦は再会できていなかった。

 2013年6月24日、彭さんは刑期を満了して出所した。2カ月後、現地の610弁公室の人員らは彭さんを洗脳班に送り込もうとしたが、情報を先に得た彭さんは、家を出て放浪生活を余儀なくされた。2014年11月、彭さんは洗脳班に10日間拘禁され、洗脳教育を強要され拷問された。

 2020年6月3日午前10時過ぎ、コミュニティと警察署の警察官5人は、彭さんに嫌がらせをするために家に行った。その日の午後1時、彭さんは外で中国共産党のインターネット封鎖を突破するソフトを紹介するカードを配布したため、尾行していた警官らに連行された。警官らはすぐに彭さんの家に駆けつけ、家宅捜索をした。彭さんは6時間以上尋問された後、帰宅した。同年11月18日、彭山区裁判所は彭さんに対して裁判を行い、懲役10カ月の実刑を宣告した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/27/419138.html)
 
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