四川宜賓市の廖川江さんは迫害死
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 【明慧日本2021年2月3日】四川省宜賓市の法輪功学習者・廖川江さん(男性)は、かつて留置場や労働教養所および洗脳班で迫害されて身体障害となり、10数年間ずっと寝たきりで大小便の感覚もなく、両足の筋肉が萎縮し、2021年1月16日に死亡した。享年46歳だった。

 廖さんは1974年2月17日生まれ、三江機械工場の従業員で、1994年9月から法輪功の修煉を始め、心身共に受益した。

 2005年12月4日、宜賓県のある村の新任幹部に法輪功迫害の実態を伝えに行った際、その幹部に通報され、即座に連行され、1年の労働教養を強いられた。

酷刑演示:罚坐小凳子

拷問のイメージ図:小さな椅子に長時間座らされる

 新華労働教養所で廖さんは、長時間にわたり小さい椅子に座らされたり、立たされたり、しゃがまさせられたり、睡眠を剥奪されたり、夜間に突然刑務官に出血するまで殴打されたり、奴隷のように働かせられるなどの様々な迫害を受けた。最後の1カ月間はもっと悲惨に迫害された。

 出所してから半年後、廖さんは咳が止まっていないにもかかわらず、金沙江ホテル(洗脳施設)での洗脳教室に参加するよう強要された。廖さんはどうしても行かないと言ったが、610弁公室の人員らに強制的に連れて行かれた。その洗脳教室で廖さんは、法輪功を誹謗中傷するビデオを見ず、ミーティングでの誹謗中傷の発言も聞こうとしなかったため、出血するまで酷く殴打された。迫害に抗議するため、廖さんは断食を始めた。廖さんは7、8人に押さえられて採血され、どのぐらいの血を採られたかわからないが、最後には尿も出なくなり、身体が非常に衰弱した。断食6日後、やっと解放された。

 長い間迫害を受け続けていたため、廖さんは肺結核の症状が現れた。2009年2月、退勤して帰宅してきた廖さんは、晩ご飯を食べずに寝てしまった。目が覚めると、すでに十数日が過ぎており、下半身に感覚が無くなっていた。それ以来ずっと寝たきりになり、大小便の感覚もなく、両足の筋肉は萎縮し、非常に辛かった。

 廖さんの父母は精神的な打撃を受けて6、7年後次々と他界した。兄が廖さんの世話をしており、12年間、毎日食べ物を届けていた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/31/419321.html)
 
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