文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年2月5日】今日のグループ学法で、ある同修は他の同修のために食べ物を持ってきました。食べ物は法を学んだ後、みんなに配っていたもので、食べ物はAさんがDさんのために持ってきたものでした。
通常、私たちは『轉法輪』を勉強してから少し交流します。その後、師父の経文を勉強します。しかしAさんは、今日自分が持ってきた食べ物がどれほど美味しかったかとか、必ずDさんにあげなければならないと言い続けていましたが、Dさんは受け取りませんでした。Aさんのこの行動に対して、「止めた方がいい」と言う同修がいたり、中にはDさんに「受け入れた方がいいですよ」と催促する同修がいたりして、グループ全体が騒然としてしまいました。
協調人は私たちに、経文を勉強する時間だと思い出させるように仕向けましたが、経文を読み終わると、また皆は、食べ物の話に戻ってしまいました。
帰る道中で私はCさんと、このことについて意見を交換してみました。私達は学法の間は純粋な思考を保ち、ただ法に基づいて勉強し、交流することに集中する必要があると考えています。それ以外の関係のないことは、個人的に解決すべきです。今日のグループ学法の様子を見て、以前あったことを思い出しました。
数年前ですが、私が別の学法に参加したときは、最初は全員が法に基づいた修煉経験を交流したりしていて、熱心な状態で進んでいました。しばらくすると、人心が出てきました。食べ物、服装、髪型などの話題が頻繁に議論の対象となりました。最初の頃は、警告してくれる同修がいて、注意を払うことができていたのですが、時間が経つにつれ、情が出てきて、何度も警告したと思っている人もいたのですが、それでも同修たちは同じことをしていて、どうしようもありませんでした。結局、その同修は無力感を感じ、皆に注意を促すのをやめてしまいました。それからしばらくした頃、私は他の理由で、その学法グループを離れることになったのですが、後になって分かったことですが、その学法グループを主催している同修は、旧勢力に隙に乗じられ、共産党に不法に逮捕され、現在も迫害されています。
この同修が迫害される理由はいろいろありますが、その学法グループが、純粋な修煉環境を維持するための目的を果たさなかったこともその一つだと思います。それは、そのグループのメンバーすべてに関係しています。
私の知っているもう一つの学法グループも、同じような経験をしました。最初はみんな環境を大切にしていました。学法を主催しているEさんは、しょっちゅうみんなのために食事を作ってくれました。何人かの同修は彼女に、純粋な環境で法を学ぶことについて話しましたが、他の同修は彼女の料理の腕前を褒め称えました。しばらくすると、最初に彼女の料理を食べることを拒否した人たちも、無礼なことを続けたくはないと思い、同様に食べ始めました。結局、彼女は迫害を受け、家族は大法に対して否定的な考えを持つようになりました。
私たちの誰もが、このような損失を望んではいませんでしたが、私たちは皆、一緒に法を学ぶことができる環境を大切にしなければなりません。同修のためにも、自分のためにも責任を持って共に向上し、共に精進し、円満に師父と一緒に本当の家に帰ります。
個人的な認識であり、適当でないところがあれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。