湖北省咸寧市の法輪功学習者11人が不当拘禁
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 【明慧日本2021年2月6日】湖北省咸寧(かんねい)市の法輪功学習者は現在、少なくとも11人が刑務所や留置場に拘禁されている。そのうち、女性が3人で男性8人、24~76歳である。

 1、陳爽さん(24歳男性)は咸寧市出身で、2017年6月4日、深圳市竜崗区坂田派出所の警官に連行された。そして、2018年7月、竜崗区裁判所に懲役7年と罰金1万元の判決を言い渡された。現在、広東省韶関刑務所に拘禁されている。

 2、向徳斌さん(50代男性)は、咸寧市咸安区方向機械工場の職員だった。2017年6月27日朝、向さんは出勤途中で連行され、板橋洗脳班に入れられた。2018年12月27日午前、咸安区裁判所は向さんに対して不当に開廷した。向さんは今もなお、咸安区留置場に拘禁されており、すでに3年7カ月が経ったという。

 3、張日華さん(76歳男性)は咸寧市崇陽県の出身である。2019年8月中旬、張さんは警官に連行された。2020年、裁判所は張さんに懲役3年の実刑を下した。現在、張さんは湖北省沙洋範家台刑務所に拘禁されている。

 4、張為卿さん(42歳男性)は、中南財経政法大学を卒業した。2020年4月20日午前、張さんは汀泗橋鎮に近い村で人に法輪功迫害の実態を伝えていた際、警官に連行され、赤壁市留置場に送られた。その後、咸安区留置場に移送され、今も拘禁されている。

 5、洪海華さん(65歳男性)は、咸寧市通城県沙堆鎮の九井街に在住。2018年5月3日、警官によって連行された。洪さんは4回も不当に開廷されたが、今も崇陽県留置場に拘禁されている。

 6、汪信清さん(70歳男性)は、咸寧市通城県計画出産政策サービス拠点の医者である。2019年8月12日、警官は「十数年前の保釈の案件にけりをつける」との理由で汪さんを連行した。汪さんは懲役3年の判決を言い渡された。現在、汪さんは湖北省沙洋範家台刑務所に拘禁されている。

 7、梅樹清さん(30代男性)は、赤壁市在住で、2018年4月、武漢市蔡甸区で連行された。同年11月、懲役3年6カ月の判決を下された。現在、湖北省沙洋範家台刑務所に拘禁されている。

 8、黄秋珍さん(64歳女性)は、2018年3月7日に連行された。そして、2019年9月、地元の裁判所は黄さんに対して秘密裏に懲役4年の実刑を下し、同年10月23日に黄さんを湖北省武漢女子刑務所に送り込み、拘禁した。

 9、王会元さん(64歳女性)は、通城県裁判所を定年退職した元裁判官。2017年8月30日、王さんは崇陽県留置場に入れられた。2018年、崇陽県裁判所は2回、王さんに対して不当に開廷し、そして、2019年、王さんに懲役7年の判決を下した。現在、王さんは武漢市女子刑務所に拘禁されている。

 10、汪雲霞さん(49歳女性)は、通城県塘湖に在住。2017年8月30日朝、汪さんは警官に連行された。2018年、崇陽県裁判所は汪さんに懲役4年の判決を言い渡した。そして、判決を不服とした汪さんは控訴したが、却下された。現在、汪さんは武漢女子刑務所で拘禁されている。

 11、周国強さん(50代男性)は、赤壁市工商銀行の元職員である。周さんは1995年、法輪功を学び始めた。2018年12月26日午後5時、武漢市公安局第一処刑事警官と武昌区余家頭派出所、水果湖派出所、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官は、洪山区中北路姚家嶺駅東湖熙園のビル管理部門に押し入り、周さんなど6人を連行した。その後、余家頭派出所に送られた周さんは、鉄の椅子に座らされ、拷問を加えられ、自白を強要された。2020年12月24日午後2時半、周さんを含む法輪功学習者4人は武昌区裁判所に不当な裁判をかけられた。現在、周さんたちはいまだに、武昌区留置場に拘禁されているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/2/419424.html)
 
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