四川省の複数の年配者が起訴 82歳の林守敬さんが死亡
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 【明慧日本2021年2月10日】(四川省=明慧記者)四川省南充市儀隴県の年配の法輪功学習者(以下、学習者)数人は、2019年4月25日に連行、拘禁された後、地元の検察庁に不当に起訴された。82歳の林守敬さんは重病になったため、裁判は中止されたが、林さんは2020年12月末にすでに亡くなったという情報が入った。

 2019年3月7日、儀隴県金城鎮派出所の警官は「身分証を持って派出所に来て登録してほしい」と、年配学習者の龔清林さんに電話をかけた。家族は騙されないように、行くなと言ったが、おとなしい性格の龔さんは身分証を持って派出所に行った。結果、警官に連行された。警官は龔さんのポケットから鍵を奪い、龔さんの自宅で家宅捜索を行い、法輪功の書籍、パソコン、プリンターなどの私物と8万元以上の現金を押収した。押収された財物は、龔さんを罪に陥れる証拠になった。

 龔さんが連行された(2019年4月25日)後、林守敬さん(82)、付玉瓊さん(65歳)、李素華さん(72)、姚朝芳さん(64)などの学習者も不当に連行され、家宅捜索を受けた。

 以下は、儀隴県の数人の学習者が受けた迫害の状況である。

 龔清林さんは、2019年3月7日に儀隴県公安局に身柄を拘束され、同年4月9日に不当に逮捕状が発付され、同県留置場に拘禁された。2020年11月、現地の裁判所により懲役4年の実刑判決を宣告された。

 付玉瓊さんは、2019年4月25日に儀隴県公安局に身柄を拘束され、同年5月31日に不当に逮捕状が発付された。2019年11月26日、検察庁により起訴され、2020年2月27日に釈放された。

 郭琴さん(56)は、2019年7月1日に儀隴県公安局より釈放されたが、2019年11月26日に検察庁により起訴された。

 李素華さんは、2019年4月25日に儀隴県公安局に身柄を拘束され、同年5月31日に不当に逮捕状が発付された。2019年11月26日、検察庁により起訴され、2020年6月23日に釈放された。

 姚朝芳さんは、2019年4月25日に儀隴県公安局に拘禁され、同年5月31日に不当に逮捕状が発付された。2019年11月26日、検察庁により起訴され、2020年4月23日に釈放された。

 林守敬さんは、2019年4月25日に儀隴県金城派出所の警官らに連行され、同日、県公安局により釈放された。2019年11月26日、検察庁により起訴され、重病のため裁判は中止された。情報筋によると、林さんは2020年12月末に亡くなったという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/7/419633.html)
 
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