天目で見た光景「師父は終点で私達を待っておられます」
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年2月15日】 私は70代の大法弟子で、法輪大法を25年間修煉しています。私が、今日午前6時に正念を発した時、天目を通して次のような光景を見ました。私の前方10歩くらいしか離れていないところで、師父の法身が足を組んで座っておられました。目を少し閉じて黄金色の服を着ておられ、青くて柔らかい巻毛が輝いていました。

 私は驚いてその様子を見ていると、師父が私の左側に現れ、私に向かって微笑んでくださいました。何か話されましたが、何をおっしゃっているのかは聞き取れませんでした。私が反応する間もなく、その光景は消えてしまいました。その時、私は2016年に師父が『台湾法会への祝辞』の中でおっしゃったことを思い出しました。「この万古の機縁を大切にしましょう! この修煉の機会を大切にしましょう! 皆さんが歩んできた道を大切にしましょう! 師父は終点で皆さんを待っています!」

 この光景を私に見せてくださり、師父が本当に待っておられることを実感しました。師父が私たちの修煉の道を按排して下さり、終点には師父の法身が私達を待っていて下さるのです。ここまで書いてくると、私は涙が止まりませんでした。師父の慈悲はなんと無限大なのでしょうか!

 古来より、私たちが師父と共にこの世に降りてきた時から、師父は私たちの面倒を見てくださり、私たちを導いてくださっています。私たちと宇宙の衆生が蓄積した膨大な罪に耐えて下さっています。師は私たちのためにすべてを与えてくださいました。師父は一人の弟子も残したくなく、一人一人の弟子が圓満成就することを願っておられます。

 そのため、師父は弟子たちに「この万古の機縁を大切にしましょう! この修煉の機会を大切にしましょう! 皆さんが歩んできた道を大切にしましょう!」 [1]と繰り返して何度も言い含めてくださいました。師父は自ら迎えに来ておられ、私達を新しい宇宙の本当の家まで送ってくださるのです。

 師父がこの光景を見せてくださったのは偶然ではないと感じました。それは励ましであると同時に、自分の修煉上の問題を思い出させてくださるものでもあることに気がつきました。例えば、私は今でも恐怖心、疑心、恨み、欲望、自己への執着、色欲、妄念、私心、競争心などを持っています。葛藤の時には他人のことを考えるのではなく、自分のことや自分の気持ちを第一に考えています。

 同時に、漠然とした罪悪感も持っています。自分は遅れをとっているのではないか? 何年も修煉しているのに、まだ法の基準に達していないのです。私は熱心に修煉して、法を正す進展に追いつかなければならないのです。私は自分の後天的に形成された執着と欲望を取り除き、人間の領域から出て、神に向かって歩む必要があります。

 また、その光景から、残された修煉の道は長くないことを実感しています。私たちが修煉する機会は少なくなってきています。私たちがここにいる時間は限られており、時間の流れは以前よりもさらに速くなっているように思われます。中国共産党は全滅する前に死闘を繰り広げています。社会の混乱が人々を滅ぼし、旧勢力が邪悪な試練を与えています。大法弟子たちはよく修煉し、より多くの人々を救うべきです。私たちは誓いを果たし、悔いを残さないようにしなければなりません。私たちはこの貴重な時間を有効に活用して、師父の大いなる慈悲に値するようにしなければなりません。

 師父と大法をしっかりと信じることが、私たちが試験に合格するための基本的な保証となります。私たちは精進し、法をよく勉強しなければなりません。この限られた時間の中で、この独特な環境の中で、正しい行いと正しい考えを持って、三つのことをしっかりと行わなければなりません。うまくやれば、明るい未来が待っています。そうしなければ、永遠に待っていたこの貴重な機会を逃してしまうかもしれません。

 個人的な認識ですが、適当でない所があれば、慈悲なるご指摘をお願いいたします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『台湾法会への祝辞』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/5/413372.html)
 
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