弟が迫害死 于春波さんは連行されて重症
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 【明慧日本2021年2月18日】(吉林省=明慧記者)吉林省楡樹市の農民である于春波さんら兄弟は、法輪大法「真・善・忍」の信念を堅持したため、中国共産党による残酷な迫害を受けた。弟の春海さんは2007年に迫害されて死亡した。32歳の若さであった。兄の春波さんは連行され、現在、重病で入院しており、高齢の父親は息子の解放を求めている。

 春波さんと妻・李鳳霞さん(法輪功を学んでいない)は2020年11月12日に連行され、家宅捜索をされた後、ずっと拘禁されている。2021年1月13日、長春市第二留置場の警官は家族に電話をかけ、春波さんの以前の健康状態を聞き、「于春波は現在、刑務所病院に入院している」と告げた。

 2021年1月26日、春波さんの家族は「長春市朝陽区裁判所は于さんに対して開廷を2月1日に行う予定だったが、春波さんの健康問題で1週間先に延ばした」ということを知った。春波さんの父親は各法曹関係部門へ行き、春波さん夫婦の解放を求めたが、どの部門も責任を回避し対応しなかった。

 2月2日、弁護士は病院でようやく春波さんと面会することができた。弁護士によると、春波さんは重症で2020年12月13日に入院していた。春波さんはずっと食事が喉を通らず、170センチ以上の身長があるが、今では体重が40キロまでに激減している。病院も病名が分からず、裁判所と連絡を取り合った結果、予定していた裁判は一時中止になったという。

 かつて息子を失って苦痛を味わった父親は、息子の春波さんの帰りを待ち望んでいる。春波さんの未成年の娘は両親とも連行され両親の愛情を奪われ、旧正月が近づいていて家族団らんを願い、涙を流しながら両親の帰りを切に待っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/10/420139.html)
 
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