神韻公演を鑑賞後の感想
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年2月20日】中国の大法弟子は、幸運にも2021年度の神韻公演のビデオ映像を鑑賞できました。まず、中国の衆生に対する師父の無量な慈悲に感謝いたします。

 神韻のすべての演目は「真・善・忍」の普遍的な価値観を伝えています。師父が神々を率いて世に下り、衆生を救われるシーンから、中国5千年の美しい文化を表現するシーン、すべてのシーンで創世主の慈悲と偉大さを感じることができます。

 一番印象に残った演目は、傲慢で不遜な孫悟空が天国で大暴れし、後に如来佛の教えのもとで佛家と縁を結んだ物語です。他にムーランが父親の代わりに軍隊に入る物語は、忠誠心と親孝行の定義を美しく解釈しました。王昭君(おうしょうくん)が匈奴(きょうど)に嫁ぐ物語は、昭君さんが中華の文化を匈奴に伝え、中国の統一と国境の平和に大きな貢献をしました。

 生きている人から臓器を強制的に摘出する犯罪を描いた演目は、衆生を救うことに対する私の理解を更に深めました。ある武装警官と彼の娘の物語です。幕が上がると、娘が部屋で父親の帰宅を迎えます。父親は武装警官で、娘は帰宅した父親にお茶を出したり、肩こりのマッサージをしたりし、優しい父親は娘の頭を撫でたりします。娘の友達が彼女の誕生日を祝うために集まっています。子どもたちが彼女の父親が買ってきたバースデーケーキを食べており、父親は小さいかばんを娘にプレゼントし、娘は非常に喜んでいます。この時、父親の携帯が鳴り、彼は慌てて家を出ます。

 次のシーンでは、若い女性の大法弟子が警官の娘に大法を紹介します。大法弟子が大法の真相を伝えたとして、悪い警官に逮捕されますが、この時警官の娘が体を張って大法弟子を守ります。後に二人とも逮捕されます。武装病院で、この警官は大法弟子の臓器摘出を指揮します。移植手術が始まる前に、大法弟子が悪い警官に殴られ気絶します。悪い警官は慌てて、代わりに警官の娘を手術台に運びます。手術後、武装警官が自分が娘にプレゼントしたかばんを見つけ、手術台の白い布を取り上げます。その時自分の娘が臓器摘出されたことに気づき、娘の死体を抱いて号泣します。警官は当時胸をえぐられる思いをしたでしょう。これは中共悪党に迫害され、命を失われた大法弟子の家族が経験した心情と同じです。

 名利のために中共悪党の指示に従い、法輪功学習者を残酷に迫害する時、加害者はこれらの悪行の報いが自分に返ってくるとは思わないでしょう。誰の命令であれ、どのようないい訳であれ、すべての結果は自分で背負わなければなりません。一部の人は目の前の利益に目がくらみ、残忍な迫害に加担し、許せない罪を犯しています。

 私が思うには、その武装警官は娘だと分かっていれば絶対に娘を手術台に運ばないが、他の人であればどのような残忍な罪でも気にしません。これは中共悪党の統治下で人々の一番暗い一面です。名利のため、人の命さえも顧みません。これらの迫害が自分の身内に発生したときこそ、痛みを感じ、悪党の残忍さに気づきます。一部の人は利益のために迫害に加担していますが、大法が一体どういうものかについては真剣に考えたことがありません。彼らが大法の真実が分かった時、中共の陰謀を見分け、悪党から脱退できます。

 この警官の良心が蘇ってきた時、手中の武器は法輪功を迫害する悪人に向け始めます。おそらく手柄を立てて罪を償うことになるでしょう。

 邪悪な中共によって命を失われた修煉者は、最終的には師父の佛法威力で蘇り、永遠の生命を獲得できるでしょう。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/15/420830.html)
 
関連文章