【明慧日本2021年2月20日】湖北省キ水県出身の法輪功学習者・徐麗秀さんは2019年10月、武漢で仕事中に連行され1年以上拘禁された後、懲役3年を言い渡された。その後、徐さんは上訴した。
2019年10月12日午前、徐さんは武漢緑地集団の幹部の自宅で料理(家事)を手伝っていたところ、警官と名乗る数人の人物が突然押しかけ、徐さんを連行しようとした。徐さんは、オーナーが留守の時には勝手に帰れないと来訪者に言った。来訪者は徐さんの携帯電話からオーナーに電話し、「私たちは公安局の者です。徐さんを連れて行きます」と伝えた。その後、徐さんは強制的に連行された。
徐さんの夫は、数日前から徐さんが行方不明になり、四方八方消息を尋ね回ったが、妻が武漢市の第一拘置所に拘留されていることだけは知っていた。情報により、武漢市武昌区積玉橋派出所とキ水県洲瓦鎮の警官に徐さんが連行されたことが判明した。警官らは徐さんがいわゆるネット指名手配犯であると主張した。
1966年生まれの徐さんは、1999年末、武漢で小さな商売をしていた。集団の煉功に参加したため、武昌徐家棚派出所の警官らに連行され、漢口東西湖と二子溝女子教養所で15日間の迫害を受け、400元を恐喝された。
1999年12月末、徐さんと他の数人の法輪功学習者は北京に陳情に行ったが、キ水拘置所に連れ戻され、3カ月以上拘禁され、700元をゆすり取られて帰宅した。徐さんと他の2人の法輪功学習者は再び北京に陳情に行ったが、北京西駅で警官らに見つかり、ひどく殴られ、名前と住所を聞かれ、キ水第二拘置所に連れ戻され、警官の甘世涛にひどく殴られた。徐さんは、公安局から1年間、不法に再教育を受けていた。
2019年8月、中国共産党は安定を維持するという名目で、ネット上で徐さんを指名手配していた。徐さんは迫害を逃れるため、やむをえず流浪生活をしていた。2019年10月、武漢のキ水県公安警官の見張りにより、再び徐さんは連行された。
法輪功が迫害されている間、徐さんの家族は、法輪功を学んでいるという理由で、常に拘留、監視、脅迫、家宅捜索、労働教育、刑罰、その他の迫害を受けていた。