資料配布した深センの田碧清さん 3年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2021年2月20日】広東省深セン市の70代の法輪功学習者・田碧清さんは2019年8月28日、同区の住宅区管理センターの職員らに資料を配ったため、通報されて現地の警官らにより連行された。2020年10月16日、深セン市南山区裁判所は田さんに不当に懲役3年6カ月の実刑判決、罰金5千元を宣告した。

 田さんは1951年生まれ、大学卒業後に深セン市のある大手企業の監察役を務めていた。田さんは1997年に法輪功の修煉を始めた後、健康で穏やかで優しくなり、仕事も頑張っており、リーダーや部下からも好評で、何度も優秀社員として選ばれた。迫害がもっとも深刻だった2年間も、会社は優秀社員賞を田さんに授けた。

 これほど優秀な人であっても中国共産党の迫害の対象となった。2008年4月26日、他の学習者と共に法輪功の本を勉強していた時に連行され、留置場に入れられた。そして、1週間後に解放された。2015年、江沢民告発の件で、田さんは告発の書類を郵送したため、当局に何度も嫌がらせを受けた。法輪功を放棄するよう常に強要されたが、田さんは拒否した。

 2019年、住宅区事務所のリーダー数人は電話で田さんを脅したり嫌がらせをした。その後、派出所の警官らと共に田さん宅を訪れて田さんに嫌がらせをした。

 法輪功を迫害することを制止するため、田さんは住宅区事務所に行ってそこの人たちに資料を配った。その後、田さんは通報されて連行され、家宅捜索を受けた。

 福田留置場で、田さんは床に寝るしかなかった。田さんを救出するため家族はあちこち走り回ったが、結局、田さんに不当に逮捕状が出された。2020年10月16日、懲役3年6カ月の実刑判決、罰金5千元を宣告された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/18/421050.html)
 
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