四川省達州市の柳明英さんに不当な逮捕状
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 【明慧日本2021年2月21日】四川省達州市の法輪功学習者・柳明英さん(74歳女性)は、2021年2月3日午前、同市開江県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の副大隊長・李翔と女性警官1人によって自宅で連行された。当日の午後、家族は「柳明英は逮捕状を発付された」という知らせを受けた。

 達州市開江県に在住の柳さんは、法輪功の教え「真・善・忍」に従って自分に要求しているが、1999年7.20、中国共産党当局が法輪功迫害を開始した後、繰り返し連行や拘禁を行い、懲役6年の判決を受けたこともあった。

 以下は、柳さんが受けた迫害の一部である。

 2008年7月22日、達州市開江県公安局の国保、610弁公室の警官とコミュニティの人員は柳さんの家に押し入り、柳さん、夫・李本定さん、息子・李鋭さん(法輪功を学んでいない)を連行した。そして、2009年9月21日、達州市開江県裁判所は柳さんに懲役6年、夫・李さんに懲役5年の実刑判決を言い渡した。柳さんは2010年4月2日、四川省簡陽女子刑務所に拘禁され、李さんは四川省徳陽刑務所に送られた。2014年7月21日、刑期満了日を迎えた柳さんは出所した。

 2020年2月29日、昼食を作っていた柳さん夫妻は、達州市開江県公安局の国保と新寧鎮西城派出所の警官によって侵入され、連行された。警官は柳さん宅の家宅捜索を行った。連行の理由としては、疫病蔓延で街や小区を封鎖している間、疫病から免れる方法が載っている法輪功の資料を配っている柳さん夫妻の姿が監視カメラに撮られたからだという。

 疫病流行のため、3月1日、柳さん夫妻は解放されて帰宅したが「在宅拘留」された。3月6日、柳さん夫妻は派出所に召喚された。

 12月3日、達州市開江県公安局・国保の李翔は柳さんを召喚した。その日、柳さんは「保釈」という形で帰宅した。12月16日、李翔は柳さんに「あなたの案件を達州市開江県検察庁に渡した」と伝えた。

 12月23日、柳さんは警察庁に召喚された。副検察長・朱良国と公訴科科長・何梅は柳さんに「あなたの案件は検察庁にきた。弁護士を依頼してもいい」と話した。

 そして、柳さんは開江県三護弁護士事務所の孫弁護士に弁護を頼んだ。

 2021年2月2日午前、柳さんは再度、検察庁に召喚された。朱良国は柳さんに検察官・張を紹介した。

 2021年2月3日午前、柳さんは開江県公安局の李翔と女性警官により家で連行された。その日の午後、家族は柳さんが不当な逮捕状を出されたことを知らされた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/10/420136.html)
 
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