執着を取り除く中で正念の作用を発揮する
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文/河北省の大法弟子  

 【明慧日本2021年2月25日】大法の修煉を始めた頃の私は、人に厳しくて観念が強い人間でした。情が重い、メンツを重んじる、感情が激しい、党文化が強いなどでした。だから、のちの修煉の中で、中国共産党の迫害を除いて、修煉の最大の障碍は、自分自身のあつかましい観念だと思い込んでいました。

 多くの時、明らかに多くの観念があると感じたことが何度もありましたが、それを取り除くことができないだけでした。私はこれにとても悩まされながら、法を学び続けました。長年にわたって法を多く学び、法の原則を維持し、法理を悟ることができると思いました。ただ、闘争心や感情的な発言など、簡単に取り除けない執着心があったのです。それからは、本当にうまくいきませんでした。たくさん法を勉強しても、観念や人心を抑えきれないように感じていました。

 私は正念を発する中で、ふと気付いたのですが、私の観念や執着の背後にある妨害を取り除くことを優先してはどうでしょうか?  背後の妨害を取り除くことによって、それははるかに簡単に執着を取り除くことができるかもしれません。だから私は正念を発するとき(最後の5分間で)、私はすべての黒い手と卑しい鬼、共産主義の邪霊のものといくつかの虫や細菌や他の卑しい生命を含む、私の闘争心と感情的になりやすいという執着心の背後にあるすべての邪悪生命と邪悪要素の妨害と破壊を取り除くための念を加えました。しばらく持続した後、徐々に戦う心と感情的になりやすいという人心がなくなりました。

 実は他の執着も同じで、意識している限り、正念を発するときにそれをターゲットにして、観念と執着の背後にある邪悪な妨害を取り除けば、執着を放下することは格段に楽になります。心や行動も穏やかになってきて、本当に良い結果が出るのです。

 私たちは法を正す中で修煉しているのであって、誰も妨害する資格はありません。私たちの修煉の目的は世人を救うことです。邪悪は私たちの修煉を妨害するために、私達の観念や執着を利用して私たちを妨害しにきます。私たちがしっかり修煉しなければ衆生を救うことはできず、あるいは、人を救う効果があまりないのです。

  1999年以降は、個人的な修煉だけではなく、世人を救うために邪悪の迫害を打ち破りながら、本当に法を正す修煉をしているのです。執着が取りにくいのも、邪悪が邪魔をしているからです。例えば、私達の執着心は、スズメバチの巣のようで、たくさんのスズメバチが入っている巣を取り除くことは難しいでしょう。しかし、私たちが先にスズメバチを取り除いてしまえば、その巣を取り除くことははるかに簡単になります。巣は取り除くべき執着物であり、スズメバチは私たちの観念の裏にある邪悪な要素、邪悪の存在なのです。正しい方法を用いれば、執着心を取り除くことがより簡単に、より早くできるようになります。もちろん、心を静めて法を学ぶことも大切です。

 以上は、私自身が長年にわたって人心を取り除いてきた経験です。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/4/419500.html)
 
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