明慧法会|「三つのこと」をすべてしっかり行う
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文/東北地方の大法弟子 帰航

 【明慧日本2021年3月1日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 あらゆる場面で弟子を保護してくださった慈悲で偉大なる師父に感謝申し上げます! この法会の交流を機会に、同修と交流し、この数年の修煉の中でどのように自分自身を変えることができたのか、内に向けて探すことのなかった自分がどのようにトラブルに遭った時に自分の不足を見つけ、法に則って向上し、人を救うようになったのかご報告申し上げます。

 法を書き写し法を暗唱する中で向上する

 昨年(訳注:2018年)自分の向上が遅いと感じ、それはある期間心を静めて学法していなかったことが原因であるとわかって、心を静めて法を書き写したかったのです。「40代ですでに『轉法輪』を4回書き写した。現在(訳注:2019年)60代ですが、目はまだ機能するだろうか?」と思いました。

 書き写し始めた時、字を大きく書き、自分で書いた字が見えないのではないかと心配し、いつも手で目をこすり、目の前で何かが邪魔をしているかのようで、さらにじっと座っていられず、書き写すのに時間がかかりすぎ、通読したほうが早いのではないかと思い、厚い本を見ながら、いつ終わるのだろうと思いました。自信がなくなり、書き写すのは困難でした。しかしまた「私は大法弟子で、神の状態にいるべきであり、神は全能であり、正念で自分を主宰しなければならない」と思いました。旧宇宙の理で妨害されてはならず、古い観念を変える必要があり、「年を取りすぎて、若者のように上手にできない」、「目がよくない」などのよくない考えはみな必要ありませんでした。

 正念を発して人のさまざまな観念を解体した後、じっと座ることができ、心を静めて書き写すことができ、日に日に書き写すのが速くなりました。初めは字をとても大きくフルサイズで書き、書き写すほどに字がはっきり見えるようになり、気づかないうちにだんだん小さく書くようになり、最後に基本的に一般的な活字とほとんど同じようになり『轉法輪』を一通り書き写すのに2カ月かかりました。以前『洪吟一』から『洪吟三』までを書き写し、今(訳注:2019年11月)私は再び『洪吟』から『洪吟五』までを書き写しました。書き写す過程で自分も変わりました。

 以前は本を読む時に字が小さいとはっきり見えず、日常生活でも針に糸を通すのを恐れましたが、今(訳注:2019年11月)は怖くなく、目で物を見るのもだんだんはっきりしてきたと感じ、学法も心を静めることができ、法の暗唱も速くなりました。

 私はいつも自分には嫉妬心はないと感じていました。『轉法輪』を書き写し師父が嫉妬心について説かれているところまで書き写した時、師父は「真に道を修める人同士でも互いに認めないことがありますが、闘争心を無くさなければ、嫉妬心が生じやすいのです」[1]と説かれました。よく考えてみると、20年以上も修煉しているのに、私にはまだ強い闘争心があり、道理があっても人を許さず、大声で話し、他の人と口論し、基本的にずっと自分を探したことがなく、しかし私は問題の根をつかみ、私には強い闘争心があり、この闘争心の後ろに嫉妬心がありました。師父の嫉妬心に対する分析はとても徹底的で、この心はとても悪く、私は嫉妬心を受け入れることができませんでした。

 ある時同修が私の家にやって来て、パソコンの操作を手伝ってくれ、すぐにパソコンの画面が真っ黒になってしまっても、私は「大丈夫です、すべて私が悪いからで、私に闘争心と依頼心があったからで、すべてよいことです」と言いました。同修がシステムを再インストールした後は問題ありませんでした。同修は「陰で何か言われたのですか」と言い、私は「それもよいことです」と言いました。私は心を動かさなくなり、口論もしなくなり、心の中ではさらに相手に感謝しなければならず、みな私の向上の助けになります。口論は闘争心であり、同時にまた自分が正しいことを顕示しているので、これはやはり名を求める心であり、背後には嫉妬心があるので、嫉妬心をすべて取り除かなければなりません。

 法を書き写した経験を同修と交流した後、さらに心を静めて学法するようになりました。ある同修も書き写したがりました。私は書き写すために必要な原稿用紙を同修に送り、同修が書き写すのを励ましました。法を書き写すのはとても良いとみんな感じました。

 以前『轉法輪』を学ぶときはいつも通読しており、毎日法を学んでいると感じましたが、形式上読んでいるだけで、向上がとても遅かったのです。同修が法を暗記しているのを見て、私も暗記したくなりましたが、再び旧宇宙の理に邪魔され、60代の人間は記憶が悪いと感じ、法を暗記するのに自信がなくなってしまいました。師父は「行ない難きも行ないうる」[1]と説かれました。大法弟子は全能であり、自分で自分を励まし、困難でも、暗記しなければならず、師父のお言葉に耳を傾けて、本当に法を心に修めました。

 昨年(訳注:2018年)私は『轉法輪』を暗記し始めました。意外にも1回覚えるのに6カ月以上かかってしまいました。法を覚える時「毎日法を暗記することは心を込めて法を学ぶことであり、真に法を得ることができる」と感じました。この時法を覚えるのが遅すぎたと自分を恨み、師父の教えに従わず、着実に自分を修煉しなかったことを恨みました。

 法を覚える時『轉法輪』の「異なる次元に異なる法あり」を暗唱した時、私は突然「宇宙には無数の空間の層があり、高い次元から低い次元の理を見ると間違っているが、それぞれの空間にはその次元の理がある。高い次元の生命はどちらが宇宙の特性に近いのかということをめぐって低い次元の生命と争うことはなく、また低い次元の生命が彼ら(訳注:高い次元の生命)と同じ認識であると主張することもなく、低い次元の生命の誤った認識を見たからといって怒ったり、見下したりはしない」ということを悟りました。

 もともと「自分には闘争心がなく、党文化の思想もなく、どちらもそんなに強くないはずだ」とずっと思っていました。今(訳注:2019年11月)やっと「私はこの強い闘争心のせいで、私のそばにいると、私とトラブルを起こし、さらにその結び目を解くのが遅いのだ」ということを悟りました。同修は私に、時々私のことが不服で受け入れられない、と言いました。私は今(訳注:2019年11月)「自分が認識していることは絶対の真理ではなく、私は引き続き修煉して向上しなければならない」ということを悟りました。この闘争心を見つけた後、同修が意見を受け入れなかったことに対しても憤懣やるかたなくなることはなく、同修の「善意の指摘」のすばらしさと殊勝さを体得しました。

  発正念を重視し迫害を除去する

 2012年、私たちの学法グループでは学法前にいつもまず30分間正念を発してから、法を学びました。このようにして法を学び心を静めることができ、眠気を感じず、発正念でも掌が倒れることもなく、地元の空間場の邪悪要素をより強力に除去することができ、効果が非常に良かったのです。

 ある日学法グループで学法する前、隣人が私たちに「昨晩警察が来てあなたたちのドアをノックし、しばらくノックしてから誰も出てこないので帰っていきました」と言いました。隣人が話してくれた警察が来た時間は、まさに私たちが学法前に発正念をしていた時でしたが、誰もドアをノックする音を聞いていませんでした。同修たちの正念を発する時の念力はいつも非常に集中しているので、正念が邪悪を解体したのかもしれません。

 大法弟子に強制的に修煉を放棄させるために洗脳班を利用するという私の地元の中国共産党(以下、中共)が企んだ陰謀を解体するために、私の地元ではリレーで発正念しようと決め、学法前の30分間の発正念を1時間に延長させました。中共の陰謀は私たちの強大な正念によって解体されました。

 私は発正念を非常に重視しています。どこにいても、発正念の時間はできる限り時間通り発正念し、規律と習慣を形成した後、発正念の時に心を静めることができ、発正念の時にいつも全身が熱くなることがあります。全世界での4回の正時での発正念を私は逃したことがありません。特別な事情で逃しても補わなければなりません。車に乗ったり、歩いている時もいつも正念を発するか法を暗記し、時間を無駄にせず、時間が経過するのを恐れているからです。私には他の空間は見えませんが、常に固く師を信じ法を信じてきました。発正念は師父が私たち大法弟子に与えてくださった宝であり、悪を取り除く神通力と法力であり、その威力は比類なく、衆生を救い済度しています。

 2017年、私は留置場に不当に拘禁され迫害されました。ある受刑者は私を迫害し、私を当直に当たらせ、受刑者番号を報告させ、私に対して悪辣でした。その受刑者の背後にある邪念要素を一掃するために正念を発した後、その受刑者は熱を出し、元気がなくなり、私を迫害することがなくなり、それどころか受刑者たちに私の大法修煉中の出来事を話させ、法輪功の五式の功法を演じさせました。私を迫害した数人の受刑者が謝罪し、私が受刑者たちに真相をはっきり伝えた後に何人かが「三退」しました。

 私は心の中で師父に「弟子は迫害されるのではなく、人を救うためにここに来ており、外の衆生は救われることを楽しみにしており、私にどんな人心と不足があっても私はすべて修めて取り除きます」と申し上げました。人を救うために必ず師父が私を留置場から出してくださると私は信じていました。同修が私に「出られますか?」と聞いた時、私は「出られます、あなたも出られます」と言いました。私はこの一念を確固とし、誰に言われても動揺せず、私は師父にお任せするだけでした。すぐに師父は私を留置場から救い出してくださいました。

 ある同修は刑務所に不当に拘禁された夫(同修)に会いに行くのに私を一緒に連れて行きました。会見には身分証が必要でした。私は道中で正念を発し、大法弟子に会見することを妨害するすべての邪悪を解体し、中共に私が見えないようにして、身分証なしで入ることができました。会見は列に並んで待つ必要があり、同修が入っていく順番になった時、私は身分証を持っていませんでしたが、正々堂々と同修と一緒に入っていきました。私たち2人は同修と会見し、同修を励ましました。

 正念で難に対応し旧勢力の迫害を否定する

 2010年の冬のある日、夜の8時、私は正念を発しており、誰かがドアのベルを鳴らしても、私は動かず、正念を発し続けました。すぐに誰かが上に上がってくる音が聞こえ、続いて私の家のドアをノックしました。ドアミラーから数人の男性が見え、私は何かおかしいと感じ、正念を発し続けました。男性たちはドアをノックし続け、間違いなく悪人だと私は確信し、心の中で師父に「弟子は今どこが間違っているのかわからず、旧勢力に隙を突かれていますが、私は法に則って自分を正し、旧勢力に自分を迫害させません。私の事は師父が見守ってくださっており、師父以外の按排はみな必要なく、すべて認めません」と申し上げました。

 同修が私の家に来ないようにするために、メッセージを送らなければならず、同修が私の家に来ることはあまりに危険でした。なんとか同修にメッセージを送った後、私は正念を発し続けました。私がドアを開けないでいると、警察がドアの通気口をノックし、懐中電灯で家の中を照らし、専門用具を使ってドアを開けようとしましたが、開けることができず、鍵専門の常人を探して来ても開きませんでした。同時に、私は「師父、弟子が家のドアを閉じさせることができるように、警官らが再び罪を犯すことがないように、神通を弟子に与えてください、彼らは救われるべき衆生です」と思いました。私は正念を発して警官らを押さえつけました。警官らは力を込めて通気口を引っ張り続けましたが、入ってくることができませんでした。

 警官らはいつまでも帰らず、階下では数台のパトカーが点灯しながらドアの方を向いていました。急いでいたために、綿の服を着る時間はなく、薄い服と薄いズボンだけをはいて、はだしで隣の家のベランダにジャンプし、コンクリートの床の上に立ち、そのまま過ごしました。空は雪が舞っており、私は「私の足は毛皮のようなカーペットの上を踏んでおり、体に落ちる雪は天が私に与えてくださった布団だ」と思い、私が放ったのは「大法弟子を迫害するすべての邪悪を根絶し、法は乾坤を正し、邪悪は全滅する」という強い正念でした。

 私はまったく寒さを感じず「今日は寒すぎる、おかしな天気だ!」という誰かの声だけが聞こえました。私の家がある集合住宅の門を警官がどんどんと叩く音が聞こえ、警官らはずっと私の家の玄関先をガードしていました。私は中共による不当な連行から抜け出さなければならず、私が法を実証し人を救うことを警官たちが阻止するのを許すわけにはいきませんでした。翌朝早く、私は隣人の窓をノッすると、隣人が私を見て、すぐにベランダの窓を開けて中に入れてくれました。私の子供を探すのを手伝ってくれるよう隣人に頼み、子供に綿の服を私のために持ってきてもらうよう隣人に頼みました。師父のご加護の下、私は警官の目の前で正々堂々と集合住宅の門を通り、それから他の警官の前を通って団地の外に出て、真相を伝え続け「三退」を勧めました。

 警官らは無駄に帰るだけでした。後で知ったことですが、同修が私を「売った」ので、その同修が個人的に警官を私の家に導いたのでした。私は心の中でいやな気持ちになり、その同修が哀れだと思い、無責任すぎると感じました! 「あなたは私を連行させるために私の家にはじめて中共をもたらした時、私は命を犠牲にするところでしたが、私はあなたに対して不平も憎しみもなく、心を動かすこともなく、また引き続きあなたと一緒に法を学び、交流します。私は内に向けて探し、すべて自分のせいであり、うまく行えなかったからです。あなたはなぜ何度もこのようなことができるのでしょうか?!」と私はいやな気持ちになり……

 しかし今回突然やってきた迫害により、私は住居を追われました。子供は「今回は捕まらなかったからよかったけど、家には帰れないよ!」と叫び、同修に対する恨みがすべて思い浮かんできました。何年にもわたる迫害の中で、子供がかわいそうで、迫害の中で父親を亡くし、今(訳注:2010年)は母も家に帰れなくなりました。もちろん私もうまく出来たわけではなく、衆生を救うことに影響し、子供にも影響を与えました。

 私は「今回の迫害の中で、反対の方向へ走ってしまった人、ひいては非常に良くないことをした人、皆さんに教えますが、師父は彼らも見捨てたくはありません」[2] 、「皆さんは同じ修煉者を外に押し出さないでくださいということです。その人は皆さんと同じ修煉者であり、できるだけ大法弟子の間の暖かさを感じさせてください」[3]という師父の説法を繰り返し拝読しました。

 私は泣きました。その同修が迫害されてから、私のよくない人心がすべて戻ってきて、その同修が苦しんでいた時その痛みを和らげ助けることができず、そしてその時の私がどれだけ辛いかをその同修に伝えたのはその同修に圧力を加えていたのではないでしょうか? その同修に本当に申し訳なかったと思います。その同修も師父の弟子であり、私たちの同修であり、師父はその同修も落としたくはなく、なぜ私はその同修を嫌い、その同修に憤慨するのでしょうか? 旧勢力はその同修を引きずり下ろしたいと思っており、その同修を破壊したいと思っており、私たちは旧勢力の按排を認めるわけにはいきません。私は本当に自我を放下し、恐れる心と恨む心を取り除かなければなりませんでした。

 家に帰った後私を「売った」同修の家に行ってその同修と「私たちが迫害された、その根はどこにありますか」と交流しました。私は内に向けて探し、なぜその同修が「恨む心、嫌悪感、人に言われたくない心、思いやりの欠如がある」と私のことを何度も何度も言ってくるのは、私にそのよくない物質があるからで、親の情を放下しておらず、魔難がやって来ても内に向けて探さず、外に押しやり、自分が妨害された理由や、どんな人心に招き寄せられたのかを探さず、旧宇宙の低次元生命のものを固守し放下しなかったからでした。これのどこが真の修煉でしょうか? 私はこれらの良くない物質を修めて取り除かなければなりません。

 その同修もまた「自分は多くの人心、親の情、利益を求める心などを持っています」と言って自分を探しました。私たちはみな「これからはさらに法を学び、常に一思一念を持ち続け、常に法に則って自分を正し、問題が起きた時に自分を探さなければならない」と悟りました。最も重要な点は「旧勢力が私たちの漏れを突きその執着心を一つ一つ探し出し、その執着心を修めて取り除けば、旧勢力に隙をつかれず、魔難は必ず自滅してしまう」ということでした。

 現在(訳注:2019年11月)私は「修煉の中で遭遇するすべては、すべてよいことであり、正念を以って問題を見ると、自分の執着や漏れが見つかるので、それによって執着や漏れを取り除き、向上していくのだ」と気づきました。もし人心で問題を見ると、執着を拡大し、魔難が厳しくなります。私は法を学ぶことの重要性と、修煉の厳粛性を身をもって悟り、同時に法を正す形勢の急速な進展と、人を救うことの緊急性を目にしました。私は師父の希望と、衆生の期待に応え、法を正す進展の先頭に追いつき、師父が按排してくださった道を必ずしっかり歩まなければなりません。

 衆生が救われるあらゆる機会を大切にする

 今年(訳注:2019年)子供が家を購入し、私を住まわせようとしましたが、私は行きたくなく、子供と話し合い「お母さんは遠く離れたところに住んでおり、1回来るのに多くの時間を費やすので、一緒に住めば、みんな便利になります」と言いました。購入した家は古い家で、住む前に改修する必要がありました。子供たちは仕事に行っているので、自分で住まずに賃貸するにしても、簡単にでも改修する必要がありました。

 私は修煉の後は何もしたくなかったし、家の中のことを気にしなくなっているのは事実であり、真相を伝えることに集中していました。今(訳注:2019年11月)も間違っているように見え、自分がしっかり行っていないように見えるなら、家族はどのように大法を正しく理解できるでしょうか? 自分の家族を救うことができないのに、どうやって他の人を救うことができるでしょうか? 多くの人を救うことができますが、家族関係をうまく扱うことができず、それで自分がしっかり修煉していると言えるでしょうか? 私の修煉環境はとても良いのです。たとえ子供が困っていても、今回だけは、私が手伝うとは言いませんでした。法の中で説かれていることは非常に明快であり、常人の中で修煉するということは常人社会に符合して修煉するということです。そこで私は子供に「私が住むにしても住まないにしても家の改修は手伝います」と言いました。

 現在(訳注:2019年11月)の時間はあまりにも貴重であり、毎分毎秒が多くの生命の生存に関係しており、師父が延長してくださった時間は人を救うためであり、私はその時間を大切にしなければならず、常に大法を第一にしなければなりません。私は忙しく、家にいることが多いのですが、私は法を学ぶことを堅持し、正念を発する必要があります。家の改修中に仕事に来た人について「私は彼らを大切にし、みんなに救われる機会を与えなければいけない」と自分に言い聞かせ、私が接触した人はすべて師父が按排してくださった縁のある人であり、救わなければならない衆生であり、私は仕事に来た人すべてに真相を伝えました。そのためには心性を守るために自分に要求しなければならず、厳しく自分に要求し、何があった時にも他の人を思いやり、自分の仕事を気にしないだけでなく、他の人についても考えなければなりませんでした。

 私の家の電気回路を交換する時、子供がメインスイッチ用ボックスを追加するよう頼み、働きに来ていた子供は少し不満げでした。私はその子供に「不機嫌にならないで、100元追加するのでいいですか?」と伝えました。すぐにその子供は喜びました。私はその子供に加入している中共組織を脱退するよう勧めました。その子供は健康ではなく、私はその子供に「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と誠実に念じれば、あなたの体はどんどん良くなるでしょう」と言いました。

 マーケットに内装のパーツを買いに行ったところ、2カ所で買えば、2カ所で「三退」を勧めることができ、何人か多く救うことができると思いました。本当に2カ所で購入し、2軒の店長と販売員はみな「三退」しました。

 レンガの壁材を買った時、店主の態度が悪く、私はその時真相を伝えるつもりはありませんでした。家に帰った時、縁のある人を逃したと、うんざりしてしまいました。内に向けて自分を探し、人を選ぶ心、差別する心、恐れる心があり、それから正念を発してそれらの心を除去しました。翌日その店にレンガの壁材を買いに行きました。話をする中で私は店主に「おばさんはあなたによいことを伝えに来ました」と話しかけました。店主は「よいこととは何ですか?」と尋ねました。私は「『三退』しましょう、平安を保つことができます! 党、共青団、少年先鋒隊に加入したことがありますか?」と言いました。店主は「加入したことがある」と言いました。私は「三退しませんか?」と言いました。店主はあっさりと「オーケー!」と言いました。そばに立っている店員を見て、店員にも「党、共青団、少年先鋒隊に加入したことがありますか?」と尋ねました。「加入したことがあります」と答えたので、私は「三退しませんか?」と言いました。店員も「オーケー」と言いました。

 「三退」した後レンガの壁材を売った店主や店員の態度が変わり、「ありがとう!」と笑顔で送ってくれました。私は再び店主と店員に「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』といつも念じれば、平和で幸せに暮らせます」と伝えました。

 別の店に行ってレンガの壁材を購入し、店員を「三退」させようとしましたが、店主は忙しく、話ができませんでしたので、お金を払って配達してもらうことにしました。私と子供はすでに帰宅し、店主から電話がかかって来て私たちが選んだレンガの壁材は在庫がないとのことで、在庫があるレンガの壁材は色が違うため、配送できず、返金する、ということでした。このことで私の息子は不機嫌になり、ちょうど孫を学校に送る時間になり、息子は子供を送る時間がなくなり、子供は学校に行くことができず、とても怒り、悪いことばかり言いました。私は息子を諭し「怒ってはいけません、彼らはわざとしたわけではありません」と言いました。店に行ってお金を払い戻し、再び別の種類のレンガの壁材を選ばせてもらうと、「明日の朝送ります」という説明でした。

 ところが翌日から2日連続で雨が降り出し、3日目の朝に壁材を送ってもらうように電話しましたが、店主は「少し遅れて送ってもいいですか?」と言いました。私は「いいですよ、急がないでください」と言いました。店主は「もう少し後になっても大丈夫ですか?」と言いました。私は「大丈夫です」と言い、店主は再び「それなら午後は大丈夫ですか?」と尋ねました。私がやはり「大丈夫です」と言ったところ、店主は「ありがとうございます、最初の2日間は雨で配達できず、お客様は商品の受け取りを急いでいたのに、私たちのことを考えてくださって、本当にありがとうございます」と言いました。私は「どういたしまして、他の人の商品をすべて送ってから私のところに送ってもらっても大丈夫です」と言いました。店主は繰り返し「ありがとうございます、ありがとうございます」と言いました。午後に壁材が届き、店主と店員は「あなたは本当に人を理解できる人です、ありがとうございます」と言いました。私は「どういたしまして、あなたたちの平安を保つために、三退をしてあげます、いいですか?」と言いました。「はい!」。「脱退します」。「ありがとうございました」。「法輪大法は素晴らしい!」

 レンガを貼る人は市場で見つけた人で、価格交渉をする時「食費としてさらに100元追加でお願いしたい」と言いました。私はそのレンガを貼る人を使いたくないと少し思い、なぜ100元多く必要なのか尋ねたかったのですが、私にはまだ利益を求める心があり、その心を修めて取り除き、人を救うことを主としました。私の家に来るのは救わなければならない衆生だけであり、私は正念を持ち「レンガを貼ってくれればそれでいい」と思いました。

 レンガを貼るには1人で行えば1週間以上かかり、さらに数人が一生懸命働きにきたので、より多くの人を救いました。翌朝ドアを開けてみると、3人来ていました! 3日で仕事をやり終え、作業は非常にうまくいき、またみな「三退」しました。私はレンガを貼る人たちに「天安門焼身自殺」はうそであり、大法は100を越える国と地域に広まり、法輪功修煉者が迫害を受けているなどの真相を伝えました。レンガを貼る人たちが帰る時仕事をする人を連れてきたその人が「あなたが市場に人を探しに行った時、私は一目見てあなたが良い人だとわかり、そこで私は名刺を差し上げました。あなたは本当に文句をつけたりしない良い人です。私たちは仕事をして色々な人に会い、ある家ではひどく文句をつけ、いつもあら捜しをします」と言いました。私は「みなさん、ありがとうございました!」と言いました。帰る時間になりレンガを貼る人たちに「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい」と家族に必ず伝えるようお願いしました。

 ある朝防犯ドアを設置するために業者がやってきて、私は業者が古いドアを取り除くのを手伝いました。新しいドアが設置された時に新しいドアの幅が広すぎたので、指2本分削らなければなりませんでした。私は業者が仕事をしているのを見ていなかったのですが、突然大きな音が聞こえ「壊れた、お姉さん、壊れた!」と業者が言うのが聞こえました。私が見ると、ドアの正面の取っ手の下側が壊れていました。私は心の中で不快に感じましたが「大丈夫です、大丈夫です、私が見てなかったのが悪いんです。怒らないでください、大丈夫です、直せますか?」と我慢して言いました。「直せます、ドアの装飾施工の専門家の手を借りて直してもらいます、専門家の目でよく見ないとわかりません」と業者は言いました。私は「それならそうしましょう」と言いました。

 すると業者は「今日は都合が悪いです、来た時地域の門衛が私を入れないだろうし、それなら地域の門衛に会って議論しなければなりません」と言いました。私は「本当に怒っているのですか? 怒ってはいけません、正当性があったとしても怒ってはいけません、体によくありません」と業者を説得しました。続いて私は業者に「『三退』しましたか?」と聞きました。業者は「あなたは法輪功ですか? 法輪功はすばらしい!」と聞きました。私は業者に「党、共青団、少年先鋒隊に入ったことがありますか?」と尋ねました。業者は少年先鋒隊に入ったことがあり、私は業者に「順調」と名付けて三退させました。

 私は「何かが起きても二度と怒らないでください、外で働くのは簡単ではありませんから。あなたは今回私の家のドアを壊し、私は子供に話すことはできず、もし子供が知れば、彼ら(訳注:子供たち)はあなたにお金を払わせます。私はあなたのせいにしませんので、今後何かあっても怒らないでください」と言いました。すぐにドアの装飾施工の専門家が来て、業者は専門家に「このお姉さんのために必ずドアを修理してください、このお姉さんはいい人です」と言いました。

 その専門家は30歳で家族がいますが、ずっと子供がいませんでした。私は専門家に「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を誠意を込めて念じれば福報があります」と伝え、専門家に党、共青団、少年先鋒隊を脱退させると、専門家は「よかった、ありがとうございます!」と言いました。ドアを直した後、専門家は笑顔で立ち去りました。

 私の家に働きに来る人は誰でも私が他の住宅所有者とは違うと言い、私はさらに働きに来る人たちをみな「三退」させ、働きに来る人たちに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいを心を込めて念じれば、平和で幸せに暮らせます」と伝え、働きに来る人たちに「念じれば誰でも恩恵を受け、誰でも福報を得ます」と伝えました。働きに来る人たちは喜んで「ありがとうございました!」と言いました。

 部屋の内装の期間中、いつものように毎日外出して真相を伝えることはできませんでしたが、内装の期間中に連絡を取ったビジネスマンに真相を伝え、同時にまた心を修め、誰が何を言おうとも、何事が起ころうとも、私はいつも心を動かさず、できるだけ相手のことを考えました。心性が上がり、功が上がった今(訳注:2019年11月)発正念と煉功は心を静めることができました。

 私は法輪功の資料を配ったり、真相シールを貼ったり、面と向かって真相を伝えたり、携帯電話を使ったりなどなどさまざまな方法で人を救い、人を救える限り行いました。修煉する前の私は内向的で、他の人と話したくありませんでした。面と向かって真相を伝えることは私にとって難易度が高く、最初は怖いと思いました。しかし長年の向上の中で、今(訳注:2019年11月)は自ら積極的に他の人と話すことができるようになり、さらに効果も非常に良いのです。

 私は精進している同修とはまだ大きな差があり、時にはまだ恐れる心があります。私は自分自身を変え、すべての人心を修めて取り除き、より多くの人々を救い、自分の歴史的使命を果たし、師のご恩に報わなければなりません!

 偉大なる師父の慈悲なる済度に感謝申し上げます! 合掌

 同修の誠実な、私心のない力添えと協力に感謝いたします!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の経文:『北米での巡回説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法九』「新唐人テレビ討論会での説法」

 (明慧ネット第16回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/7/395501.html)
 
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