失敗しないように
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年2月28日】今年の神韻公演での最初の歌曲は『失敗しないように』でした。その歌詞の中の最後の2行に「救われるあなたの天国の衆生のために失敗しないように」とありました。

 スクリーンの歌詞を見て涙が溢れました ...... そうです! 私は失敗してはいけないのです。「自分の向上のためでもなく、圓満のためでもなく、自分がどうであるかを証明するためでもなく…、それは、私たちに救われることを切に待ち望んでいる衆生のためである!!」と、自分に言い聞かせていました。

 私たちの考え方が変わったのでしょうか? 未来の宇宙でこれ以上滅びることがないのは、未来の宇宙生命はすべて他人のために存在し、一念の動きもすべて他人のために考えているからであり、だからこそ滅びることがないのです。大法弟子は修煉の中で大法によって作られているので、このような生き方に達成することができるのです。

 失敗してはいけない、それならば誰を打ち負かすのでしょうか?

 私たちは、私たちの真の自己は非常にミクロな領域から来ていることを知っています。法を正す中で、師父によって完全に浄化されており、私たち自身の先天の最高の位置に押し込まれています。法に同化され、法に従って、純粋な生命になっていることを知っています。それだけで師を助け法を正す力があるわけです。名声、利益、意地、様々な人心、執着が三界内の要因であるのに対し、私たち自身の宇宙、または私たちが責任を負うことになっている空間の中にある良くない生命の反映なのです。これらの執着がはっきりと出てきたとき、純粋な真の自己は、それらをクリアしなければなりません。それこそが、私たちが打ち負かさなければならないことの対象なのです! それらは、私たち自身の頭の中にあり、心の中にあり、そして空間の中にあるのです。だから、関を乗り越える際には、紛争の中で100パーセントの力を自分自身に向けなければなりません。そして、これらの魔性や執着を打ち負かすのです。紛争の中の常人や同修ではないのです。

 どうすれば打ち負かすことができるのでしょうか?

 師父は「実のところ、人間は先天の純真さ以外、一切の観念はみな、後天的に形成されたもので、自分ではないのです」 [1]と説かれました。先ず、自分の執着や魔性をはっきりとわかることです。自分の執着や魔性がわかるとこれらはすでに、怯えるようになっていました。次は、しっかりとこれらのものを取り除くことです。

 なぜ、それを打ち負すのでしょうか?

 これらのものは、法を正す中に存在することは許されず、これらの人心と執着を取り除くことで、すべての生命が救われるのです。

 師父は「皆さんの修煉は、それらの厖大な生命群が良いかどうか、残されるかどうかを決めています!」 [2]、「それでは、多くの生命はあなたの修煉が良くできていないため、済度されないかもしれません。あなたの修煉がよくできていないため、彼らは良くならず、あなたの多くの心が取り除かれていないため、彼らを妨害し、逆に彼らもあなたを妨害しています」 [2]と説かれました。

 私たちは、心の中に法がない時や、心の中で責任を怠っている時は、師父が「常に、名、利、情の誘惑に負け」 [3] と説かれたようになってしまいました。その時は、こちらの私たちは敗北していて、向こうでは生命が淘汰されています!

 尊敬する同修たち

 私たちが名声や利益、情に誘惑されているときは、私たちの天国の衆生を考えて、私たちの修煉を失敗しないようにしてください。

 恨みに包まれているときには、天国の衆生を思い浮かべて、失敗しないようにしてください。

 病業に陥ったときには、私たちの天国の衆生を思い浮かべて、失敗しないようにしてください。

 暗い牢獄の中にいて、耐えられない時は、天国の衆生を思い浮かべて、どうか失敗しないでください!

 大法によって与えられた真我の測り知れない能力を動員して、すべての魔性や執着を取り除きましょう。「救われるあなたの天国の衆生のために、失敗しないように!」

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「誰のために存在するのか」
 [2] 李洪志師父の著作:『北米での巡回説法』
 [3] 李洪志師父の詩:『洪吟五』「遠古の誓約が呼んでいる」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/22/421201.html)
 
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