甘粛省の賈春臻さん 迫害により聴力と視力を失った
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 【明慧日本2021年3月1日】(甘粛省=明慧記者)甘粛省臨夏県の法輪功学習者・賈春臻さん(75歳男性)は現在、留置場に不当に拘禁されている。旧正月期間、賈さんの家族は、賈さんがほとんど聴力を失い、目が見えなくなったことを知った。

 賈さんは臨夏県新集鎮梁家山村六社に在住。中国共産党による法輪功への迫害のなかで、2012年6月9日、臨夏県党委会の安華山書記と政法委の王建林書記は国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らを指揮し、賈さんを連行した。賈さんは2012年11月12日に裁判を受け、懲役5年の実刑判決を宣告され、2017年6月10日に甘粛省天水刑務所から解放された。賈さんは帰宅後、自宅で新集鎮派出所の警官に長時間にわたって嫌がらせを受けていた。

 2019年6月21日正午、臨夏県新集鎮派出所の警官3人が賈さんの自宅を侵入し、家宅捜索を行い、法輪功の書籍2冊、USBメモリ2つ、音楽プレーヤー、各種野菜の種十数袋などの私物を押収し、さらに対聯2枚を引き裂いた。

 2020年4月、賈さんは県国保と新集鎮派出所に連行された。2020年12月末、さらに懲役4年の実刑判決と3000元(約4万9千円)の罰金を密かに言い渡された。

 今年の旧正月期間、賈さんは断食して迫害に反対していた。家族は賈さんの耳が聞こえなくなり、目がほとんど見えなくなっていたことを知った。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/26/421377.html)
 
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