何度も迫害を受けた山東省の呂勇華さん 子宮癌を患う
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 【明慧日本2021年3月8日】(山東省=明慧記者)青島市の法輪功学習者・呂勇華さん(70)は、法輪功を学び続けたため、2019年3月19日、同市北区裁判所に懲役4年6カ月の実刑判決を宣告された。済南女子刑務所で、呂さんは長期にわたり灌食され、暴力を振るわれるなどの拷問を受けたため、子宮がんを発症した。現在、呂さんは仮釈放され帰宅しているが、毎日大変苦しんでおり、呂さんの家族も何度も中国共産党の関係者に恐喝されたという。

 呂さんは2017年10月16日に連行され、青島即墨普東留置場に拘禁されたが、2019年3月19日に懲役4年6カ月の実刑判決を宣告された後、済南女子刑務所に移送された。期間中、呂さんは自分の信念を堅持し、「転向」を拒否したことで、繰り返し灌食され、多くの人に暴力を振るわれた結果、体調が悪くなり、子宮がんと診断された。

酷刑演示:暴打
拷問の再現:大勢の人に暴力を振るわれる

酷刑演示:野蛮灌食

拷問のイメージ図:無理やり灌食される

 2017年10月16日、青島市北区の警官十数人は学習者・宿桂花さんの自宅に押し入り、宿桂花さん、于憲栄さんと呂勇華さんを連行し、青島即墨普東第二留置場に拘禁した。

 2018年6月28日、青島市北区裁判所は普東第二留置場で、3人の学習者に対して不当な裁判を行ったが、宿桂花さんの血圧が上がったため、休廷せざるを得なかった。

 2019年3月19日、普東第二留置場で宿桂花さん、于憲栄さん、呂勇華さんの3人に対して裁判が再度行われた。宿さんは懲役9年を宣告されたが、体調が原因で拘禁できないため、居住監視(自宅監禁の一種)となり、罰金3万元(およそ48万円)を科された。于さんは懲役6年と罰金2万元(およそ32万円)を科された。呂さんは懲役4年6カ月と罰金1万元(およそ16万円)を科された。

 現在、呂さんは青島即墨普東留置場と済南女子刑務所の迫害により、子宮癌を発症し、仮釈放され帰宅している。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/4/421647.html)
 
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