師父の説かれていることを聞き、急いで人々を救う
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年3月9日】私は73歳で、1997年7月以前に大法の修煉に入りました。修煉する前は、神経痛、胸内苦悶、全身の痛みに苦しみ、仕事ができませんでした。修煉した後は体の調子が良くなり、体中に力があり、あらゆる仕事ができるようになりました。健康な体を与えてくださった師父に感謝し、人と会うたびに大法の素晴らしさを伝えていました。

 1999年7.20以降、4年間、刑務所で共産党に迫害されました。解放されてからは、法を学んだり、暗記したり、正念を発したり、人を救うために法輪功迫害の実態を伝えました。法を暗記し始めた頃は、妨害が多くて、眠くて、ぼんやりしていたので、中庭を一周して、一文字ずつ歩きながら暗記していきました。娘がたまに家に来て出来なかった時、時間を取り戻そうと思い夜更かしをして、4ページの法を暗記していました。

 時間があるときは必ず外で法輪功迫害の実態を伝えています。三つのことをするのが遅くなってしまったことに罪悪感を感じていました。ある日、同修と私は一緒に迫害の事実を伝えに行った時、同修の三輪車の後に私は乗っていました。ある男性に資料を渡しただけで、その男性は「行くな!」と叫んでいました。派出所に通報しようとしました。私は同修とはぐれてしまいました。大きなカバンに入った真相資料を持って、心臓がドキドキしながら、その村を出て小道に出て側溝を歩いていたら、突然パトカーが目の前に現れたので、師父に助けを求めて、林の中に隠れ、しばらくして、別の村の家に行って、法輪功迫害の実態を伝えたあと、師父は私を無事に親戚の家に送ってくださいました。

 迫害の実態を伝えるうちに、恐怖心は少しずつ取り除かれていき、徐々に恐怖という物質も小さくなっていきました。

 私は、1999年7.20以前に法を得たAさん(同修)を助けに行きました。彼女は読み書きができないし、何年か前に孫の面倒を見ていたので、外に出て法輪功迫害の実態を伝えることはおろか、基本的に法の勉強もしていませんでした。時間があるとき、私はAさんの家に行って、一緒に学法をしていましたが、だんだんとAさんは自分で学法が出来るようになってきて、たまに知らない文字を孫に聞いたりしていました。

 Aさんの息子夫婦は遠方で働いていて、孫は中学生で、嫁はたまに子供に会いに帰って来ます。家でたまに同修と出くわした時、すぐ迷惑そうで機嫌が悪くなり、Aさんが連行されるのではないかと心配しています。ある時、私がAさんの家に着いた途端、嫁は腕を組んで大声で言ったことがあります。「もう二度と家に来ないでほしいと言ったはずなのに、また来たのですか、姑が連行されたら、誰が子供の面倒を見てくれるのですか?」と言いました。この時Aさんは「大丈夫、私はいい人だから誰も連行する勇気はないです」と言っていました。嫁は何も言わずに黙っていました。私は笑顔で「怒らせてすみませんでした、怒らないでください」と言って帰りました。それから、Aさんの家に行って、この嫁と再会した時には、彼女の態度が良くなっていました。徐々にAさんは、外に出て法輪功迫害の実態について語り、人を救うことができるようになりました。

 私たちは毎日、迫害の事実を伝えるために一緒に出かけていました。79歳のAさんは、自転車に乗れないので、遠いところに行くことに不安を感じていました。ある日、私は「あなたが私の自転車の後ろに乗ってみて下さい、あなたを乗せられるかどうか、試してみましょう」と言ってAさんを自転車の後ろに乗せ、庭を何度か回ってみると、大丈夫でした。私は自転車でAさんを載せて、7キロ以上離れた村の人々に法輪功迫害の実態を伝えに行きました。人々から感心され、私は50代と思われていましたが、まさか70代の女性が80歳近い年配者を自転車に乗せて走るなんて、信じられなかったようです。しかも、若い人のように楽に自転車をこぎ、疲れも全く感じなかったのです。実際には、すべて師父のご加護があってのことでした。

 人を救うために、ある日、大きな溝の辺りを歩いていたら、溝の底で遊んでいる10代の男の子がいたので、その子にも迫害の事実を伝えようと溝を下って行こうとしたら、一緒にいた同修が「道が悪いから、又、次回にしましょう」と言いました。私は道が険しいことは気にせず、人を救うことを決意しました。

 この20年間の修煉の中で、大法を得て病気にもならず、より多くの人々が大法から恩恵を得られるように積極的に大法を広めてきました。迫害を受けて大きな打撃を受けたこともあります。真相を知り三退をした人もいました。また世の人々に真実を聞くことを拒否された後の悔しさもありました。しかし、より多くの人々を救うと言う私の信念は変わっていません。私は、師父の仰ることに耳を傾け、急いで人々を救っています。

 師父、ありがとうございます!

 同修の皆さん、ありがとうございました!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/10/418403.html)
 
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