文/海外の大法弟子
【明慧日本2021年3月18日】「法を正すことが終わる時期に対する考えと予言」という文章を読んだ時、自分には法を正す時間の終了に対する執着があったことに気づきました。米国大統領選の後、この執着心を見つけましたが、予言した終わる時間の文章を見るとやはり心が動じ、自分の時間に執着する心が完全に取り除かれていないことが分かりました。
2019年に海外に来ましたが、在留資格は永住ではありません。 永住権を取得するにはまだ数年かかり、中国での証明が必要で、迫害を受けたためにマイナス思考になりました。修煉の道は師父が按排してくださいます。人間の観念で考えないように、推理しないようにと分かっていても、時々悪い考えが浮かんできます。 これが時間に執着する最大の原因です。もし、法を正す時間が早く終わっていれば、在留資格の問題に直面しなくても済みます。
アメリカの大統領選挙が行われた時、私はトランプ氏が当選することを願っていました。なぜなら、トランプ氏は強い反共主義者であり、中国共産党(以下、中共)に対する態度や制裁がますます厳しくなっていると感じていたからです。もし彼が当選すれば、アメリカを中心とした民主主義の主要国が中共に対して、ますます強い包囲網を形成し、中国の人々は中共の敗北の流れを見ることになり、さらに国内外の大法弟子が発正念をして、他空間の邪悪な共産主義の邪霊を取り除けば人々が救い易くなり、師父が救いたい衆生の人数に早く達することができれば、修煉が終わるのではありませんか? この考えの背後にやはり時間に対する執着が隠れていました。
アメリカの大統領選挙が終わり、私は自分の時間への執着を見つけた気がします。 この執着の背後には、これ以上苦しみたくない、これ以上代償を払いたくない、一刻も早く自分のための「私(し)」の心から解き離されたかったのです。 しかし、文章の中の時間の予言を見て、なぜまた心が動じたのでしょうか? 時間への執着の背後には常人の生活に執着する心が隠れていました。生活の中のトラブルや困難に直面したくない、ただ自分が受け入れる事ができる生活の状態で修煉したい、これは根本的には「人」としての念を放下したくないからです。
法理の上では私たちは分かっていますが、法を正す情況は実際のところ師父だけが知っておられ、宇宙のいかなる生命もわかりません。 中共が滅びる時期についてのマスコミや個人メディアの発言は、過去の予言や現実の状況に基づいた推測です。 師父の法を正す時期が始まってからは、過去の予言の正確さがなくなりました。 現在の時間は、師父によって延長されたもので、時間は師父によって速くされました。 個人的な理解では、法を正す時間と実際の状況は、法を正す必要性に応じて師父によって按排され、そして法を正す必要性に応じて変化するので、師父以外は実際の状況を知らないのです。それなのに、何を執着しているのでしょうか?
時間への執着は、本当に些細なことではありません。 時間への執着から、無意識のうちに先へ急ぎ、焦っているような中で、穏やかさと平静さがなくなり、常に心を落ち着かせて三つのことを確実に行なえず、三つのことを行なう中で多くは自分が取り残され、圓満成就できないことを恐れているからです。師父が巨大な忍耐によって延長された時間を大切にして、よりよく自分を修め、さらに多くの衆生を救っていないのです。
もし、師父を100%信じ、師父が弟子一人一人のためにすべてを按排されていることを信じ、すべての衆生のため、未来の新しい宇宙のために、最も素晴らしくで完璧なものであることを信じているならば、時間が長くても短くても、何の違いがあるでしょうか?
時間に執着すること自体が条件付きの修煉です。
個人の悟りなので次元が限られています。不適切なところがあれば、慈悲をもってご指摘ください。
【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください。】