山東省煙台市の潘栄卿さん 懲役4年の実刑判決を宣告される
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 【明慧日本2021年3月18日】(中国山東省=明慧記者)山東省煙台市の法輪功学習者(以下、学習者)潘栄清さんは、2017年9月に強制連行され、濡れ衣を着せられ、不当に懲役4年の実刑判決を言い渡された。 煙台市第一拘置所に不当に拘留されており、最近の情報によると、2021年の旧正月前に済南女子刑務所に送られたという。

 2017年9月15日、煙台市莱山区の公安局は大量の警察官を区内に配置し、武器も持たない高齢の学習者の女性たちを強制連行した。このうち70代が4人で、呉香仃さん(79)、張慧英さん(74)、韓忠香さん(71)、肖淑嫻さん(70)。60代が4人で、鄒本珍さん(67)、李愛茹さん(65歳)、馬玉珍さん(63)、孫明秋さん(63)。このほか、趙淑玉さん、潘栄卿さん、潘岩妍(潘艶岩)さん、栾景堯さん(潘艶岩さんの夫)、崔德英さん(別案件で処理された)などが含まれる。

 潘栄卿さん、潘艶岩さん、馬玉珍さん、趙淑玉さんは、条件が劣悪な煙台市福山拘置所に拘束され、2017年10月19日、潘栄清さん、潘艶岩さん、馬玉珍さん、鄒本珍さんなどの4人は、莱山の検察庁に不法に連行された。

 莱山区公安局は2017年12月18日、学習者10人をでっち上げた疑いで煙台市莱山区検察庁に送検した。検察庁は、不明確な事実と証拠不十分として、二度にわたり不起訴となり、10人を莱山区公安局に送り返した。しかし、 2018年6月29日、莱山区検察庁は、法律と事実に従わず、上記の10人の学習者を陥れ、煙台市の莱山区裁判所に起訴した。 

 2019年5月17日、煙台市の莱山区裁判所で学習者の潘栄卿さん、潘岩妍(潘艳岩)さん、馬玉珍さんの3人は、北京の弁護士が法廷で無罪の弁護を行った。

 そして潘栄卿さんは懲役4年の実刑判決と罰金1万元(約170,000円)、潘岩妍(潘艶岩)さんは懲役3年の実刑判決と罰金7000元(約119,000円)、馬玉珍さんは懲役2年の実刑判決と罰金4000元(約51,000円)と3人に対して不当な判決を言い渡され、鄒本珍さんは刑事責任が追及されることなく、2018年2月9日解放された。

 潘栄卿さん、潘艶岩さん、馬玉珍さんは判決を不服として控訴した後、2019年8月19日、煙台高等裁判所は、莱山裁判所の一審判決は事実関係が不明確であり、証拠が不十分であるため、莱山裁判所の一審判決を破棄し、莱山裁判所に再審を求めた。

 2020年9月2日、莱山裁判所は2回目のオンライン審理を行い、11月2日に再び開廷して審理を行い、 潘栄卿さん、潘岩妍(潘艶岩)さん、馬玉珍さんに対して前回と同じ判決を言い渡した。3人は不服として再び、煙台市高等裁判所に控訴した。

 馬玉珍さんは2019年9月15日に解放され、潘岩妍(潘艶岩)さんは2020年9月15日に解放された。

 潘栄卿さんは煙台市の拘置所に不法に拘留され続け、旧正月を迎える前に山東省の済南女子刑務所に送られたと言う。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/8/421827.html)
 
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