迫害の実態を伝えた馬少傑さんを刑務所に拘禁
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 【明慧日本2021年3月20日】(山東省=明慧記者)山東省臨清市の法輪功学習者・馬少傑さん(60代)は、2021年の旧正月前に連行され、山東省女子刑務所に拘禁された。2019年9月13日、馬さんは法輪功の資料を配布したとして不当に連行され、濡れ衣を着せられて懲役3年3カ月の実刑判決を宣告された。

 馬さんは、法輪功を学んでから「真・善・忍」の基準に従って良い人を目指し、心身ともに恩恵を受けた。1999年7.20、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害が始まって以来、馬さんは法輪功の素晴らしさを人々に伝えたとして、何度も中共の関係者に連行されて不当に拘禁された。

 以下は、馬さんが受けた迫害の事実である。

 2009年5月、馬さんは広場で法輪功迫害の実態を人々に伝えていたところ、臨清市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行され、1万元(約17万円)以上をゆすり取られた後、解放された。

 2010年6月29日、馬さんは臨清市公安局国保の警官らにより自宅で連行され、市留置場に拘束された。2010年7月7日に労働教養1年を強いられ、済南労働収容所に送られた。

 2013年1月22日、馬さんは学習者・趙文英さん(70歳前後)と一緒に、迫害の実態を伝えるため河北省邢台市臨西県尚庄村に行ったところ、臨西県留置場まで連行され、15日間拘束された。

 2017年3月17日、馬さんは同じく学習者・祝以燕さんと一緒に、臨清陶屯で迫害の実態を伝えた際、新華派出所の警官らに連行され、臨清市留置場に拘禁された。

 2018年9月29日、馬さんは臨清市代湾郷で迫害の実態を伝えた時、代湾郷派出所と臨清市公安局国保の警官らに連行された。馬さんは、臨清市留置場に拘束され、10月12日に解放された。

 2019年9月13日、馬さんは法輪功の資料を配布していた際、臨清市青年派出所の警官に連行された。当日の夜7時ごろ解放されたが、9月17日朝、再び臨清市610弁公室の人員、国保の警官らに自宅で不当に連行され、聊城留置場に拘禁された。

 2020年6月16日午前、馬さんに対する不当な裁判が、冠県裁判所により遠隔オンラインビデオの形で実施された。弁護士は法律に基づいて信仰は自由であり、迫害は有罪であると述べ、直ちに馬さんの解放を要求した。馬さんもオンラインビデオを通して裁判官、検察官、書記官などの関係者に法輪功迫害の真相を伝え、江沢民集団に追随して良い人を迫害しないように忠告した。

 2020年6月末、馬さんは懲役3年3カ月の実刑判決を言い渡され、1万元の罰金を科された。馬さんは判決を不服として聊城市高等裁判所に控訴したが、一審判決を維持された。 2021年の旧正月前に馬さんは山東省女子刑務所に拘禁された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/15/422116.html)
 
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