懲役4年を宣告された尹蘭華さんを刑務所に収容
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 【明慧日本2021年3月21日】吉林省遼源市の法輪功学習者(以下、学習者)・尹蘭華さん(女性)は、2020年7月6日夜、遼源市向陽公安支局の警官に自宅から不当に連行された。その後、尹さんは懲役4年と罰金2万元(約33万円)を科され、2021年3月10日に吉林省女子刑務所に収容された。

 遼源市龍山区泊林小鎮に在住の尹さんは、法輪功を学んでから、法輪功の教え「真・善・忍」に従って自分に要求するようになった。

 2020年7月6日午後、学習者・岳長友さんと紀鳳霞さんは法輪功の資料を配っていた際、当局による法輪功への誹謗中傷を信じた人に通報され、警官に連行された。警官は岳さんを尋問したとき、鍵を2つ持っている岳さんに「誰の鍵か? 尹蘭華のものか」と聞いた。そして、当日の夜9時過ぎ、向陽公安支局の警官らは尹さんの家に押し入り、尹さんを連行した。警官は尹さんの家を家宅捜索して、法輪功の関連書籍、資料、法輪功の真相が書かれた紙幣などの私物を押収した。

 尹さんは、向陽公安支局まで連行されて拷問を受け、自白を強要された。尹さんは警官に黒い袋を頭に被せられて殴打された。そのため、尹さんは心臓病の症状が現れ、病院に搬送された。その後、尹さんは病院から公安支局に連れ戻され、両腕を背中に回して、鉄の椅子に3日間固定された。7月9日、尹さんは遼源市留置場に移送された。

酷刑演示:铁椅子

拷問の再現:鉄の椅子

 2020年10月末、尹さん、岳さん、紀さんの3人は遼源市龍山区裁判所に提訴された。

 2020年11月9日午前9時、裁判所は尹さん、岳さん、紀さんにオンラインで不当な開廷をした。法廷で、尹さんは「私は罪を認めません。法輪功は私たちに、良い人になるよう教えています。聞きたいのですが、私たちは何の法律違反をしましたか?」と言ったが、その場にいる裁判官と検察官は黙って、答えなかった。

 尹さんの弁護士は尹さんの無罪を主張した。弁護士は「第一、向陽公安支局は当事者の拘禁期間を不当に超過しました。また、当事者は7月6日から拘束されましたが、案件に7月8日と書かれ、事実と違っています。第二、警官は当事者に拷問を加え、自白を強要して、証拠を捏造したのです」と、警官の違法行為を指摘し「以上の事実に基づき、公安局の警官は刑事犯罪を犯したので、こういう公安機関の証拠は本案件の証拠にはなりません」と述べた。

 しかし、龍山区裁判所は法律を無視して、尹さんに懲役4年と罰金2万元、岳さんに懲役2年と1万元(約17万円)、紀さんに懲役1年、執行猶予2年と罰金5000元(約8万4000円)の判決を言い渡した。そして、3人とも判決に不服を申し立て、遼源市中級裁判所に控訴した。しかし、2020年12月24日、中級裁判所は3人に原判決維持という結果を出した。

 そして、2021年3月10日、尹さんは吉林省女子刑務所に送り込まれたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/14/422070.html)
 
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