河南省鄭州市の郭保軍さん 迫害により死亡
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 【明慧日本2021年3月21日】(河南省=明慧記者)河南省鄭州市の法輪功学習者・郭保軍さんは2019年11月10日に法輪功の資料を配った際、連行され、懲役2年の実刑判決を不当に言い渡された。2021年3月14日未明、鄭州市第三留置場はショートメールで、郭さんが亡くなったことを家族に知らせた。

 郭さんは1958年生まれ。生前、鄭州市二七区侯寨郷侯寨村に住んでいた。郭さんは鄭州師範大学を卒業し、侯寨郷教育委員会で村の幹部や小学校の教師を務めた後、侯寨郷保健所に転職した。1995年、病院で勤務中に法輪功と出会い、「真・善・忍」 の教えに従いより良い人を目指し、修煉の道を歩み始めた。人との付き合いもよく、親切で、勤勉で無私無欲に働いていた。郭さんは家族や村人、勤め先から良い人だと褒められていた。

 2019年11月10日夜、郭さんは韋溝村で資料を配布していたところ、真相を知らない地元の2人に通報され、鄭州市新密市白寨鎮派出所に連行され、新密市拘置所に送られ、13日午後11時に鄭州市第三留置場に移送された。2020年1月9日頃、郭さんは鄭州市中原区裁判所に提訴された。

 2020年12月3日まで、家族は1年以上一度も郭さんに会うことができなかった。12月3日午前11時、鄭州市第三留置場は郭さんの息子に電話をかけ、「あなたのお父さんは鄭州第二人民病院高新区分院(鄭州市コミュニティ健康サービスセンター)である金梭路26号にいる。彼は病院の5階にいる(5階は留置場の入院患者の監視フロア)。2019年11月初めに留置場に入ってから断食をしている。今まで食事をしておらず、灌食に頼っている。危険な状態なので、担当医が看ている。13時以降に来るように」と言った。

 家族はその日、1年以上も拘禁されていた郭さんに会ったが、半年前の出廷時とは変わってしまい、体が極めて衰弱しており、危篤状態であった。

 2021年3月14日午前0時10分から午前0時23分まで、郭さんの息子の電話に不在着信があった。午前0時40分、鄭州市第三留置場はショートメールで郭さんの息子に郭さんが危篤であることを伝え、午前0時55分、ショートメールで郭さんが死亡したことを伝えた。電話が鳴ったことを知らない郭さんの息子は翌日の7時27分、これらのメッセージを知り、折り返し電話し、郭さんが死亡したことを教えられ、家族が何人いるかと尋ねられた。また、用事があれば鄭州市第三留置場に来てもいい、遺体は鄭州市葬儀場にあると伝えられた。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/17/422193.html)
 
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