遼寧省女子刑務所で迫害され張玉紅さんが脳出血
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 【明慧日本2021年3月21日】遼寧省阜新市の法輪功学習者・張玉紅さん(50代女性)は、2019年7月に懲役4年の不当な判決を宣告され、遼寧省女子刑務所で拘禁された。2020年6月、刑務所で迫害されて脳出血、意識不明になってしまい、瀋陽739病院で2回手術を受けた。しかし、解放されず、同刑務所の第五監区から十一監区(年配者と身体不自由者専用)に移送されたという。

 張さんは2021年の旧正月の前に一度家族とテレビ電話をした。家族の話によると、張さんは言葉が上手く話せなくなって、2回脳の手術を受け、気管に挿入していたチューブは外されたが、身体の右側は不自由になっているという。また、刑務所はコロナを口実に家族の面会を許さず、医療費を請求し続けて、責任を逃れようとしている。

 2018年11月7日夜、張さんとほかの学習者・辺春艶さん、王金鳳さんは電動自転車で外出した。阜新市幹休所の近くで張さんと辺さんは市太平支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と建設派出所の所長・于鵬などの警官に尾行されて身柄を拘束された。王さんは連行から逃れた。当日夜、辺さんも太平支局で手錠を外すことができ、脱走できた。

 2019年7月、張さんは太平区裁判所に懲役4年の不当な判決を宣告され、その後、控訴したが、市中級裁判所に原審維持と宣告された。同年9月24日、張さんは遼寧省女子刑務所の第五監区で拘禁された。

 2020年6月下旬、張さんは迫害で脳出血、意識不明になった。瀋陽739病院のICUで治療された。家族が病院へ行った時、病室は十数人の警官に監視され、家族との面会は許されなかった。医者の話によると、張さんの腰部に外傷があるという。しかし、警官は家族に怪我の状態を確認させなかった。医者からの診断書も家族に見せず、さらに刑務所側は責任から逃れるため家族に書類にサインを強いた。刑務所の警官は家族からの質問にすべて答えることを避けた。家族は面会が許されていなかったにもかかわらず、刑務所側に家族が面会に行っていないから脳出血に至ったと責任を転嫁された。張さんは2回脳の手術を受けたが、いまだに意識不明である。刑務所側は、家族と医者の話しを阻止し、治療のタイミングを逃し、一時出所も禁じ、さらに家族に十万元以上の医療費を請求した。

 2019年8月9日、放浪生活を9カ月送っていた王さんと辺さんは同じ日に、再び太平区建設派出所の所長・于鵬などに身柄を拘束された。2020年1月、王さんは懲役5年6カ月、辺さんは懲役2年6カ月の不当な判決を宣告された。2020年10月25日ごろ、王さん、辺さんは新地留置場から瀋陽大北刑務所に移送された。

 阜新市の学習者・呉秀芳さん(女性)は懲役3年の実刑判決を宣告され、2016年6月末に遼寧省女子刑務所に送られた。拘禁されていた期間、迫害され脳出血になり、2018年8月19日に解放された時、痩せこけて、すでに植物人間になってしまった。2020年2月8日に他界した。享年64歳。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/18/422216.html)
 
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