山東省勝利油田の王学勇さんに懲役7年
【明慧日本2021年3月22日】山東省東営市勝利油田の法輪功学習者・王学勇さん(50代男性)は、2021年3月9日、家族に何の知らせもないまま山東省刑務所に収監された。
王さんは勝利油田の職員で、とても親切で優しくて、こつこつと仕事をしており、家には賢い妻と親孝行な息子がいる。
2020年1月8日正午、王さんは河口公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)の警官4人(2人は制服で、2人は私服)により不当に家宅捜索が行われ、連行された。最初は河口留置場に入れられたが、その後牛荘留置場に移送された。
王さんは何度も尋問を受け、自白を強要されたが、いずれも義理堅く拒否した。「より良い人を目指しており、私は無罪です、真相を伝えて人を救うことも無罪です。あなたたちからのでっち上げを私は一切認めません」と王さんは自己弁護した。
国保と検察庁は、2018年11月法輪功学習者たちへの強制捜査の際に、王さんの自宅で押収した「法輪大法」という文字のあるお守り96枚を、いわゆる「犯罪の証拠」として王さんを起訴した。
2020年8月20日午後2時、東営市東営区裁判所は、王さんに対してオンラインで約2時間の裁判を行った。9月24日、王さんに懲役7年の実刑判決を言い渡し、3万元(約50万円)の罰金を科したことがわかった。
王さんは、判決を不服として控訴したが、山東省東営市中級裁判所に却下された。 家族は王さんとの面会を何度も求めたが、いずれも拒否された。
2021年3月9日、家族は何の知らせも受けないまま、王さんは山東省刑務所に移送された。