貴陽市の75歳の姜和さん 懲役3年を宣告される
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 【明慧日本2021年4月1日】貴州省貴陽市の法輪功学習者・姜和さん(75歳女性)は2019年9月末、現地の警官により不当に連行され、貴陽市三江留置場に収容された。2021年3月、姜さんは懲役3年の実刑判決を言い渡された。姜さんはこの判決を不服として、控訴した。

 姜さんは、現地の某電気会社を定年退職した職員で、法輪功を学んだ後、心身ともに受益した。1999年7.20以来、姜さんは何度も中共当局により迫害された。

 一、貴州第一女子刑務所で石を背負うという拷問を受けた

 2001年7月、姜さんは法輪功迫害の実態を伝えたとして現地の警官らに連行され、その後、懲役4年の実刑判決を言い渡された。貴州第一女子刑務所に拘禁されていた期間、姜さんは毎日40キロあまりの石を背負って立たせられ、途中休憩もさせてもらえず、連続して数カ月間この拷問を受けた。

 二、警官と町の事務所人員(政府人員)に嫌がらせをされた

 2007年、現地派出所で身分証明証の交付を申請して、できた後、何度か取りに行ったが故意に渡してくれなかった。ある日、派出所の警官が姜さんの家へ行き「身分証明証を届けた。捺印、採血に協力を」と求めたが、姜さんに拒否された。2014年、同派出所の警官は再度姜さんの家へ行き、身分証明証を届けたという口実で姜さんに捺印、採血を求めたが、拒否された。

 2015年10月30日夜、長江路派出所の警官7、8人が姜さん家に押し入り、家宅捜索を行った後、姜さんを連行した。

 2016年9月2日、姜さんは南陽区公安支局の警官らに連行されて家宅捜索を受け、家にあった法輪功のすべての書籍、資料、真相が書かれた紙幣2千元(約3万4000円)以上を押収された。姜さんは採血を強要され、その後、洗脳班に入れられて2カ月間、拘禁された。

 2017年4月、姜さんは電車に乗るとき、貴陽駅で事務員に呼ばれて事務室で身分証明証と切符をパソコンでスキャンすることを強要された。同年7月、長江路派出所の警官6、7人が姜さんの家へ行って嫌がらせをした。同年9月4日、町の人員2人はまた姜さんの家に行って嫌がらせをした。

 三、真相を伝えたとして3年の実刑判決

 2019年9月9日、姜さんは法輪功の資料を配布したとして現地派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。当日の夜解放されたが、同月末、再度住宅区の入口で連行され、三江留置場に拘禁された。

 2021年3月、姜さんは懲役3年を宣告された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/30/422742.html)
 
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