文/中国河北省の大法弟子
【明慧日本2021年4月11日】数年前、私ははっきりした夢を見ました。今でも忘れられません。
夢の中では、空がどんより曇っていました。多くの大法弟子が広場に集まり、静かに座っていました。誰もが、この日は大法弟子の回帰の日であり、天門が開き、師父のお迎えを待っていることを知っていました。
突然、曇り空に裂け目ができて、金色の光が大地に差し込みました。天門の両側には神々が楽曲を演奏しており、師父は金色の服を召され、天門のそばに高く座っておられました。この時、師父から「君たちは帰りなさい」という大きな声が聞こえました。
多くの大法弟子がすっと空中に舞い上がり、素早く天門に向かって飛んでいくのが見えました。 その時の私も一瞬にして空中に舞い上がり、みんなと一緒に天門に向かって飛んでいきました。 私が飛んでいるとき、思わず下を見ると、衝撃的な光景が目に入りました。私の知っている多くの同修が舞い上がれず、彼らは焦って泣いたり、地団駄を踏んで、気が狂いそうになっていましたが、それでも飛べませんでした。
それを見て、私は迷わず空から飛び下りて、彼らを引っ張り上げようとしましたが、彼らの体は大きな石のように重く、引き上げることができませんでした。 この同修を引っ張っても引っ張れず、あの同修を引っ張っても引っ張れませんでした。 このときの私はツバメのように軽く、一生懸命上に引っ張ろうとしても、できませんでした。私は彼らが戻れなければ、もう二度とチャンスがないと知っていたので、思わず「さあ、速く上がって、上がって!」と泣き叫びましたが、 それでも無駄でした。
その時、空中から声が聞こえ、師父は「彼らは執着が強すぎて帰れない」とおっしゃいました。その時 私は眠りから覚め、目には涙が浮かんでいました。
師父はなぜこの場面を見せてくださったのだろうかと思うことがあります。 その夢を書き出して同修に伝えます。警告だったのかもしれないし、本当にその日を迎えるとき、私に振り返って見ないようにとの警告だったのもかもしれません。