成都市の元記者・寧紅さん 懲役3年の冤罪を着せられる
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年4月11日】(四川省=明慧記者)成都市成華区の法輪功学習者・寧紅さん(61)は2019年8月15日、彭州市で法輪功迫害の実態を人々に伝えていたところ、地元の警官らにより連行され、濡れ衣を着せられた。2021年3月26日、彭州市裁判所は寧さんに懲役3年の実刑判決を下し、5000元の罰金を科した。

 寧さんは四川ラジオの元記者で、法輪功を学んだ後、「真・善・忍」の基準に従って良い人を目指し、心身ともに恩恵を受けた。中国共産党が法輪功を迫害した後、寧さんは不当に連行され、刑務所で3年間拘禁されたことがある。

 2006年8月27日、寧さんは『共産党について九つの論評』のDVDを配布したという理由で、国安警察の人員および双楠派出所の警官らにより連行され、成都留置場に拘禁された。同時に、四川ラジオ局は寧さんの給与の支給を停止した。2007年2月12日、寧さんは成都武候区裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡され、同年6月26日、四川省簡陽市の養馬河刑務所に移送された。

 2019年8月15日、寧さんは彭州市小魚洞鎮の近くで、法輪功迫害の実態を人々に伝えていたところ、不審者に通報されたため、地元の警官らにより連行された。警官らは寧さんを15日間拘束しようとしたが、寧さんの血圧が非常に高かったため、拘置所は入所を拒否した。

 寧さんは解放され帰宅したが、成都市成華区公安支局の成龍派出所、成龍通り事務所、卓錦コミュニティ、卓錦二期不動産管理会社、および寧さんの戸籍所在地の双林派出所、双林通り事務所の関係者による嫌がらせはずっと絶えなかった。彼らは度々寧さんの自宅にやって来て、法輪功の書籍を押収したり、写真を撮ったりして、毎回5~10数人の規模で嫌がらせを働いた。また、卓錦二期不動産管理会社は、寧さんに物件を貸した家主に契約を破棄させ、寧さんを追い出すように指示した。

 そして、寧さんは彭州市検察庁へ提訴され、2021年3月26日、彭州市裁判所に懲役3年の実刑判決と5000元の罰金を言い渡された。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/8/423109.html)
 
関連文章