縁があって大法に出会い 回帰への道を正しく歩む
■ 印刷版
 

文/中国吉林省の大法弟子  

 【明慧日本2021年4月12日】師父はこのようにおっしゃいました。「いつも法の勉強を必ず重視しなければならない、いくら忙しくても法を勉強しなければならないと言っています」[1]、「特に法の勉強のとき、皆さんは必ず真剣に勉強しなければなりません」[2]、「法をしっかり勉強できなければ、多くのことをしっかり行うことができません」[2]、法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」[3]

 一、学法煉功を粘り強く行い続ける

 私は今年で85歳になり、1996年に法輪大法の修煉を始めました。師父に導かれて20年来、私は学法を休んだこともなければ。煉功も休んだことはありません。

 99年7.20以前の3年間、私はずっとグループ学法や煉功に参加していました。毎朝、学校の運動場での早朝煉功に参加し、夜はグループの2時間学法したあと静功の煉功に参加していました。同修たちと一緒に学法をして、そして心を開いて交流を行い、互いに素早く向上していました。その修煉環境は師父がおっしゃったように、「法を学びて法を得る、比して学び比して修す、事々対照し、做すところ到るは是れ修なり」[4]なのです。その間は私にとって、一生忘れられない時間になりました。

 99年7.20以後、我が家に学法グループを立ち上げました。月曜日から土曜日まで午前中に学法をしていますが、私は欠席したことがなく、この時間以外にも学法をしています。学法をして法に対する理解を深めるために、私は写経をしています。今日まで私は、『轉法輪』を四回書き写し、『洪吟』から『洪吟五』まで、『精進要旨』、『精進要旨二』と『轉法輪』(卷二)をも書き写しました。

 学法や写経をするとともに、私は毎日の早朝煉功に必ず参加し、休んたことはありません。特別な事情があっても、行く先々で煉功をしています。都合でどうしても煉功ができないとき、後で補っています。以前の煉功時間は2時間だったのですが、今は2時間半の煉功をしており、時には時間を増やして煉功をすることもあります。

 学法を通して私は良くない多くの執着、嫉妬心、顕示心、歓喜心などを取り除きました。そして出遭った事を内に向けて探し、現れた良くない念を取り除くようにし、その根本的な執着を掘り出し、それは「私(し)」であることが分かりました。時には恐れる心、安逸心と共産党文化の害毒が現れますが、私は法を用いて適時に正に帰するようにしています。

 修煉を通して私は病気がなくなり、体がとても軽やかで若返りました。私を60歳か70歳だと思っている人もいました。

 二、真相を伝えて人を救い 歴史的使命と責任を果たす

 師父は、「真相を伝えることは大法弟子にとって本当に重要であると、皆さんははっきり分かるべきです。あなたはただ個人の修煉をしているのではありません。あなた個人の修煉は自分が代表している厖大な天体の中の生命を救い済度しているのです。真相を伝える中で、あなたは更に多くの、ひいては更に大きなその他の厖大な天体及びその天体の中の生命を救い済度しており、それは大法と歴史が皆さんに賦与した責任だからです」[1」と説かれました。

 私は師父の要求を守り、法を正す時期に、大法弟子の歴史的使命と責任を果たさなければなりません。7.20以後、人々に大法の素晴らしさを知ってもらい、邪悪な共産党の虚言に騙されないように、私は時間を大切にして真相を伝えて人々を救っています。最初のころはあちこちに「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」、「天が中国共産党を滅ぼす」などを書いていました。後に真相のチラシ―や小冊子、真相シールができた時、私は配りに行き貼り付けに行きました。

 配る量を増やすため、資料作りの拠点の負担を減らすために、私が住むコミュニティーで二つの資料作成拠点を立ち上げ、我が家はそのうちの一つです。私は同修に助けられて、短期間でインターネットの閲覧やダウンロード、印刷のやり方を学びました。その後、当コミュニティーと周辺の資料作成を担い、一時的に街にも供給していました。

 後になって私は同修と一緒に全力で携帯電話で真相を伝えるプロジェクトに参加しました。始めたころは一台の携帯電話を使っていましたが、その後2台、3台、4台まで増やしました。私自身も4台の携帯電話を持ち、一人でかけることからスタートし、グループでかけるようになり、そして自動的にかけることができるようになりました。皆さんは地区番号に分かれてかけるようにし、毎日およそ20人から30人を三退させ、もっと多い日もあり効果がとてもよかったのです。安全に電話をかけ、位置を特定されないようにするため、寒さや暑さに耐えながら、グループに分かれて山道や街中を歩いていました。 真相電話は基本的に本省だけではなく他の省と市も対象にしています。

 時間を大切にして人々を多く救うために、私はずっと面と向かって真相を伝え、三退を進めています。いつも以下の内容について話しています。法輪大法のすばらしさ、法輪大法の修煉者は「真・善・忍」の基準で修煉し善い人であること、学ぶ人は恩恵を受けていること、法輪大法は世界に百以上の国と地域に伝わっていること、「4.25」の中南海での陳情は正義の行動であること、法輪功への迫害は江沢民の嫉妬により発動したこと、偽りの「天安門焼身自殺」は法輪功を陥れるためであり、世界を騙すためであること、「1400人死亡例」は捏造であること、中国共産党の法輪功迫害は残忍であること、善悪に報いがあるのは天理であること、法輪功学習者の生体から臓器狩りは天理に背いた犯罪であり、天の怒りを買い人々の恨みを買い、天の裁きを受けるのは当然であること、法輪功学習者が迫害を暴いているのは、迫害に反対しているのであって共産党に反対しているのではないこと、犯罪者(迫害加担者)や虚言を信じた人々に三退を勧めているのは、救いであり済度であり、慈悲であることなどについて話しています。

 私は以上の内容を以て人々に面とに向かって真相を伝え、三退を勧めています。私がこの20年間に三退させた人は1万人にも上ります。多くの人に感謝され、私の平安と安全を祈ってくれた人も多くいました。中には法輪功を学びたいと言う人もいました。

 面とに向かって真相を伝えるうえで大切なのは以下の三点です。

  第一に、真相を伝えて人を救うことは、師父が欲されることであり、大法弟子の責任と使命であり、自分の世界の人々を救っており、自分のために威徳を樹立していることをはっきりと分かっていなければなりません。ですから、使命感、責任感と緊迫感を持ち、勇気を持って外に出なければなりません。

 第二に、正念をもって正しく行い、恐れる心があってはなりません。現れる良くない念を適時に取り除き、主として恐怖、困難への恐れ、面子が失われることに対する恐れ、相手に拒否されことるに対する恐れなどです。よくない常人の心を抱いて人を救ってはならず、他人のために責任を持ち、人々に優しくする心でなければなりません。

 第三に、方式や方法に注意し、安全にも注意を払い、自分を忘れて調子に乗ってはなりません。まず真相を伝える相手を定め、相手の年齢や職業を分析したうえで行えば、話しやすくなります。

 面とに向かって真相を伝えることにおいて、話題を探して積極的に相手との距離を縮め、そして伝えたいことを切り出し、時期を見計らって仮名で三退を勧め、三退を種類を確認することを忘れないでください。

 真相を伝える形式は主に、時期を見計らって話すことです。例えば、知り合い、道を尋ねる人、物事を聞かれる人、集金に来た人、商店の店主、銭湯に入る人、道端で暇をつぶしている人、結婚式や葬式で同席し食事をしている人、歩いている人、偶然に出会った縁のある人などに真相を伝えることができます。

  また、家を訪ねて真相を伝えることもできます。 主に、親戚、同級生、同僚、友人などです。 適切な場所を選んで真相を伝えることもできます。例えば、公園、大型ショッピングモール、駅、工事現場、バス停などです。

 三、真相を伝える中で出会った面白いエピソード

 最も良かったのは、万人以上の人を三退させ救ったことです。 40~50人の方が法輪功を学びたいと言い、私は彼らに『轉法輪』などの書籍を渡し、相次いで彼らは修煉の道を歩み始めています。

 2005年のある日、縁がある大企業の中堅幹部に出会い、三退をさせました。私が中堅幹部であったこと、共産党の書記や部長を歴任したことを知った彼は驚き、修煉の道に入ったのです。彼は私の外観を見て健康のうえ若ぶりなので、この法輪功はきっといい功法であると認識し、彼に煉功を教えるよう頼まれ、そして修煉を始めました。

 修煉を始めた彼は、業力が多いことに加えて悪習慣も多く、重い心臓病や糖尿病もありました。夫婦の間は犬猿の仲で、彼が法輪功を修煉することを彼の妻は反対し、彼の修煉は妨害に阻まれてとても難しかったのです。しかし、彼は師と法を固く信じ、15年来、我が家のグループ学法にずっと参加しています。 

 長女と長女の義理の両親も修煉を始めました。また、長女は大法を同級生3人と友人に伝え、彼らは修煉を頑張っています。

 ある時、路線バスに乗っていて、道中で一人の年配者が乗車し、見た目では一般人ではなく、私の横に座りました。彼と世間話する中で彼は李と言い、共産党員であり漢方医であり、90歳を過ぎていることが分かりました。私は本題に入り、彼は脱党することに同意しました。私は彼に仮名を付け、「それでは李平安の名前にしましょう!」と言うと、彼はポケットから高齢者カードを取り出して私に見せました。なんと、彼の本名も李平安だったのです。私たちは互いに顔を見て笑ってしまいました。これはあまりに偶然な出来事だったのです。

 さらにある時、私はバス停でバスを待っていました。ある年配者はバスが来ないのを焦っていました。話を聞いてみると、彼の家族が入院することになり、代金を支払わなければならないので急いでいるそうです。バスが来ないので私は彼に真相を短く話して、彼は三退に同意し自分は張だと教えてくれました。私は彼に「ならば張有福という仮名にしましょう!」と言うと、彼は「私の本名は張有福なんです」と言ったのです。そしてタクシーが来たので、彼は慌ててタクシーに乗り込み立ち去りました。

 私が法から悟った法理は、いわゆる「悪い事」もよい事であり、人心に対して現れたのであり、私の心性を試すためです。それは関であり、難であり、私がどのような心理状態で対処するかを見られています。人の思想や観念で考えれば乗り越えることができず、迫害に会うのです。私には師父がおられ法があり、私は常人ではない修煉者であり、師父の弟子であると考えていれば、関や難から乗り越えることができ、危険に晒されても危ない目に遭わされることはないのです。

 私は幸運にも大法に出会うことができ、師父に済度され、世間に迷う中で目覚め、そして返本帰真の道を歩み始めることができました。師父に感謝いたします!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『北米での巡回説法』

 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「大法弟子は必ず法を勉強しなければならない」
 [3] 李洪志师父の著作:『精進要旨二』「妨害を排除せよ」

 [4] 李洪志師父の詩:『洪吟』「実修」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/19/421442.html)
 
関連文章