江西省の88歳の喩芳莊さん 刑務所外で懲役6カ月の不当判決
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  【明慧日本2021年4月12日】江西省南昌市の法輪功学習者・喩芳莊さん(88)は、刑務所外で懲役6カ月の刑を執行されることになったと報告されている。

 1933年生まれの喩さんは、1996年から法輪功の修煉を始め、心身ともに恩恵を受けた。

 2020年7月1日午前7時頃、西湖区捜査チームと南昌市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)が共同で行動し、十数人が身分を知らせず、書類を提示せず、法的手続きもなく、喩さんの自宅に侵入し、法輪功書籍20冊以上、真相資料130冊、法輪功創始者の写真、プレーヤーなど、私物を押収した。

 喩さんは西湖箸子巷の派出所に連行され、12時間にわたって取り調べを受けたが、高齢であったためいわゆる「仮保釈」で夜の8時に釈放された。

 2020年12月21日、喩さんは南昌市西湖区裁判所で裁判を受け、懲役6カ月の判決を言い渡され、2000元の罰金を強要された。裁判中、代理弁護人は、喩さんは高齢で「刑務所で服役する」ことは不適切だと指摘した。裁判所は2021年1月18日に最終的な判決を下すと答えた。

 当初、裁判所は「刑務所で服役する」ことを言い渡そうと考えていたが、喩さんは「私は90歳近くになっているのに、強制的に刑に服させることは、私の家族はきっと納得しません。もし私に何かあったら、あなたたちは責任を負えますか?」と主張した。最終的に、裁判所は「刑務所外で執行」という最終判決を下した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/30/422740.html)
 
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