黒竜江省の教師・孟麗春さん 秘密裏に懲役3年の判決に
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年4月14日】黒竜江省ハルビン市依蘭県の教師・法輪功学習者の孟麗春さん(女性)は警官に身柄を拘束され、ハルビン第二留置場で1年6カ月拘禁された。家族との面会も禁じられた。

 最近、孟さんの弁護士は留置場へ面会を求めたが、該当する人はいないと言われた。弁護士はハルビン女子刑務所に行っても同じことを言われ、依蘭県公安局に「拘禁場所に行くように」と告げられた。家族は再び留置場へ行き、何度も問い詰めた結果、孟さんが懲役3年の不当な判決を宣告され、ハルビン女子刑務所で拘禁されていることを教えてくれた。

 孟さんはハルビン市依蘭県珠山中学校の元教師である。法輪功を学んでから心身とも恩恵を受けた。しかし、1999年7.20以降、孟さんは中国共産党により身柄を拘束され、拘禁され、かつて3年の労働教養処分を科されたことがある。

 2000年春、孟さんは法輪功への弾圧停止を求めて、上京へ陳情した。その結果、ハルビン市依蘭県留置場で21日間拘束された。解放された孟さんはいわゆる法輪功をやめる保証書を書かないとの理由で学校に停職処分され、1年分の給与を減俸された。

 2002年末、孟さんは3年の労働教養処分を科され、万家労働教養所で拘禁されていた。編制も依蘭県珠山中学校から依蘭県宏力鎮中心校に、中学校の教師から小学校の教師に降格された。労働教養された3年間の給与3万元あまり(約50万円)も中心校に差し止められた。

 2017年8月31日、黒竜江省公安庁の監督の下、ハルビン市依蘭県公安局、ジャムス市樺川県公安局は同時に依蘭県と樺川県の法輪功学習者を連行した。同年10月13日までに29人の学習者が身柄を拘束され、そのうち、孟さんは依蘭県公安局に連行された。連行された男性学習者は依蘭県留置場へ、女性学習者はハルビン市留置場へ移送された。

 孟さんは留置場から依蘭県に戻った後も依蘭県公安局に嫌がらせをされた。そのため、孟さんは黒竜江省双鴨山市集賢県の実家に行った。しかし、依蘭県公安局の嫌がらせと電話の脅迫は止まらなかった。孟さんは止むを得ず、貸家で暮らしていた。

 2019年10月10日、孟さんは集賢県の貸家で依蘭県公安局の警官に尾行され、身柄を拘束され、ハルビン市第二留置所に拘禁された。

 中共関係者は一年半以上家族の面会を許さなかった。最近、家族は孟さんが秘密裏に懲役3年の不当な判決を宣告され、黒竜江省女子刑務所で拘禁されていることがわかった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/13/423310.html)
 
関連文章