山東省莱陽市の王建美さんに懲役9年の不当判決
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 【明慧日本2021年4月18日】(山東省=明慧記者)山東省莱陽市の法輪功学習者(以下、学習者)・王建美さん(女性)は2021年3月28日、懲役9年の実刑判決を言い渡され、2万元(約33万円)の罰金を科された。

 法輪功は人々に「真・善・忍」に従って行動するように教え、家庭と社会に対して有益であり、一般大衆の道徳レベルを高めることができる。法輪功を学ぶことは合法であるだけでなく、尊重されるべきである。自分の信念を貫き、迫害の実態を伝える学習者は、正義を取り戻し、社会的な良知を守っているのであり、連行されるべきではなく、憲法と法律によって守られるべきである。

 王さんは2020年9月4日午前、法輪功が迫害されている事実を書いた手紙を郵送するために郵便局に行ったところ、莱陽市公安局の関係者に尾行されて連行された。夕方、警官らは家宅捜索を行い、王さんの家にあったパソコン3台、プリンター数台、ピーナッツオイルやワインなどを含む大量の私物、そして多額の現金を押収した(具体的な金額は不詳)。

 警官らは家宅捜索の後、王さんの家の大型電源スイッチを切って、ドアを開けたまま、立ち去った。王さん宅を訪問した親戚は、空き巣に入られたような現場を目にして、王さんが連行されたことがわかった。

 9月5日、王さんは煙台市留置場に拘束され、そして、濡れ衣を着せられた。

 2018年7月20日、莱陽市裁判所は事実を無視し、学習者5人に対して不当な判決を下した。祁玉玲さんに懲役8年の実刑判決と罰金1万元(約17万円)を、張志棟さんと呉桂梅さんに懲役7年6カ月の実刑判決と罰金1万元を科した。劉彩紅さんに懲役2年の実刑判決と罰金5000元(約8万3000円)を、李国玲さんに懲役1年6カ月の実刑判決と罰金3000元(約5万円)を科した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/16/423421.html)
 
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