広東省梅州市の李玲蓮さん 懲役3年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2021年4月21日】広東省梅州市梅城の法輪功学習者・李玲蓮さん(60代女性)は懲役3年6カ月、罰金3万5千元(約56万円)の不当な判決を宣告された。李委さんは判決を不服として控訴した。2021年2月26日、市中級裁判所は留置場へ行き、原審維持と宣告した。李さんは3月2日に広東省女子刑務所に移送された。

 李さんは広東省梅州城区江南団結路に在住、2020年7月14日に身柄を拘束され、家財を押収された。その後、梅江区留置場で拘禁されていた。

 梅県区裁判所は2020年10月10日、李さんに対して開廷し、梅県区検察庁の担当は彭秋紅であった。李さんは強制的に囚人服を着せられ、手枷と足枷などの刑具をかけられながら警官に法廷へ連れ込まれた。李さんの家族が雇った弁護士は刑具の除去を強く求めた。理由は李さんが容疑者であり、罪があると定められておらず、刑具を付けることはできないからだ。最初は裁判長に断られたが、その後、弁護士の厳正な交渉と裁判長の指示でやっと法廷で李さんの刑具を取り外すことができた。

 弁護士は裁判官が李さんの合法の権利を守らず、尊重もしないため、裁判長に回避を求めたが、拒否された。最後に、裁判は休廷となり、11月4日午後3時半に新たに開廷すると宣言した。

 2020年11月4日、梅州市梅県区裁判所は再び李さんに対して開廷した。弁護士は公安部門になぜ法的手続きをしないまま、李さんを騙して連行したのか、また、なぜはっきりと映っていない監視カメラの画像を李さんの犯行証拠にしたのかと問い詰めた。弁護士は1人の国民として、李さんが街で自由に歩く権利はないのかと聞いた。

 弁護士の質問に対し、中国共産党(以下、中共)の法曹機関者は何も答えられなかった。最後に、法廷をいい加減に終わらせ、結果も宣告しなかった。

 2020年12月末、梅州市梅県区裁判所は葉秀芳さん、李玲蓮さんに懲役3年6カ月、罰金3万5千元の判決を宣告した。2人とも判決を不服として控訴した。

 2021年2月26日、梅州市中級裁判所は梅江区留置場へ行き、原審維持と宣告した。李さんは控訴すると述べた。市中級裁判所の関係者は控訴するなら、刑務所で控訴しろと言った。3月2日、李さんは広東省女子刑務所に移送された。

 李さんはかつて何度も迫害を受けたことがある。

 2010年11月14日午後、李さんは江南百花洲で乞食に法輪功の良さを伝えた。みんな喜んで聞き、法輪功を習いたいと言った。李さんが自宅に戻り功法を教えるDVDを取りに行っている間、中共による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、地元警官に梅江区公安局支局に連行された。警官は李さんの携帯電話から息子の携帯番号を調べた。2日後の11月16日、梅江区公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官4人は李さん宅へ行き、パソコン、プリンターなどの私物を押収した。李さんは梅州市芹黄留置場で拘禁されたことがある。2010年12月8日前後、家族に知らせないまま、李さんは広東省三水洗脳班に移送され、半年間拘禁されていた。

 2015年10月11日、李さんとほかの梅城の学習者は梅県区南口鎮瑶の縁日で法輪功の小冊子を配布したとして地元の警官に連行され、10月22日まで拘束された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/17/423457.html)
 
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