迫害を受け尽くした四川省の燕宝萍さんに再び実刑4年
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年4月21日】四川省攀枝花(はんしか)市の法輪功学習者・燕宝萍さん(62歳女性)は警官に連行され、半年以上拘禁されている。最近、懲役4年の実刑判決、罰金2万元を科されたことが分かった。

 燕さんは元攀枝花機電学院の会計士で、法輪功を修煉しているとして何度も連行され、家宅捜索を受け、部署を除籍された。燕さんは資中県の楠木寺女子留置場に収容されていた際、ひどく拷問された。娘はやむを得ず学校を中退し、父母も悲しみ憤って次々とこの世を去った。

 法輪功を修煉する前、燕さんはめまい、頭痛、両手関節の激痛、両手の感覚がない、両足が原因不明の痛み、痔、肝炎、不整脈などの病気を患っていた。1996年に法輪功を修煉した後、すべての病気が消えた。燕さんは真・善・忍にしたがってより良い人を目指し、部署で一生懸命に働き、他人に嫌われた環境の悪い地方でも、燕さんは自主的に申し込み、そこへ行き、毎月財務決算書を提出していた。

 1999年7月、中国共産党が法輪功への迫害を始めた。2000年5月、燕さんは北京へ陳情に行き、天安門広場で連行され、訊問され、戻された後で40日間拘禁された。

 2001年10月末、攀枝花公安局と現地公安支局の警官ら、勤め先の警備らは共に燕さんの住宅を取り囲み、押し入って家宅捜索を行い、燕さんを連行した。燕さんは留置場で自白を強要され、拷問され、その後1年6カ月の労働教養を強いられた。楠木寺労働教養所で、燕さんはずっと立たされ、長い時間座らされ、動くことも話すことも禁止され、歯磨きや洗顔、シャワーも禁止された。常に殴られたり蹴られたりし、冬には外で立たされ、夏には厚い服を着せられて太陽の真下で立たされた。洗脳や様々な拷問を受け、さらに2カ月間の期限を超えて拘禁された。

 解放されて1カ月あまりしか経たたないうちに、2002年9月のある晩、燕さんと娘は他の学習者の家で学法していた際、再度連行された。警官らは手錠、足枷、スタンガン、鉄の棒、木の棒、縄などを手にして、叫びながら家に押し入り、すべての学習者を連行した。燕さんは再度2年の労働教養を強いられ、娘と共に楠木寺労働教養所で拘禁され、連続して3日3晩にわたって睡眠を剥奪され、鼻先と足指先が壁に接触するほどの状態で立たされ、目を閉じることを禁止される等々の拷問を受けた。悲惨に迫害されたため9カ月間生理が来なかった。

'酷刑演示:毒打'

拷問の再現:酷く殴打される

 それだけではなく、トイレに行くのも禁止され、睡眠も剥奪され、瞬きさえも禁止され、辛い刺激的な薬を瞼に濡られた。常に「転向しないと火葬場に運んで直接火葬するぞ!」と脅され罵られていた。トイレに行くのを禁止され、立ったまま小便するしかなく、尿は足に沿って流れ、靴の中に入り込んで、足の指が終日尿に浸っていたため変形してしまった。

酷刑演示:码坐

拷問の再現:小さい椅子に座らされる

 2020年7月10日、燕さんはアパートで法輪功迫害の実態が書かれた資料を用意していた時、押し入ってきた派出所の警官らにより連行され、留置場に入れられてずっと拘禁された。その後、懲役4年の実刑判決、罰金2万元(約32万円)を科された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/20/423572.html)
 
関連文章